YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

2016浅草寺ほおずき市

2016-07-11 07:30:07 | お出かけ情報


人生初の「ほおずき市」へ行ってきました。場所は浅草浅草寺。

そもそも浅草寺にほおずき市が立つようになったのは江戸時代のこと。毎年7月10日に浅草寺に大勢がお参りする風潮ができ、それに合わせて、季節のものであり、当時は薬と考えられていたほおずきが売られるようになったようです。



ではなぜ7月10日にお参りする風潮ができたかたというと、そもそも室町の頃より、毎月10日は「功徳日」と呼ばれ、この日に神様や仏様にお参りすると、百日分のご利益があるとされ、中でも7月10日は千日分のご利益を得られるんだと考えられていたようです。



それが江戸になると、浅草寺では千日どころではなく、なんと1回お参りすれば「四万六千日」とご利益が得られると…。もうご利益の大バーゲン状態(笑)

現代におけるバレンタインやクリスマスのような商業戦略的なイベントに通じるものを感じずにはいられません。

四万六千という数に関しても、米一升分に含まれる米粒が四万六千だから、一升=一生からきているのではないか…なんていう説もあるくらいです。もはや信仰というよりもダジャレ?←あくまでも個人の感想です(笑)

なんてったってこの日は、「限定発売」のお札やお守りまで出るわけですから、人々はそれを求めてはこぞって浅草寺へ向かいます。今も昔も、皆、限定品には弱いのです。



ついには前日からの徹夜組まで現れるようになり、「四万六千日の功徳日」の「限定品(お札とお守り」は前倒しされて、7/9・10の両日に売り出されることに。そして、その人出に乗じて季節のほおずきを売る「ほおずき市」もいっそう賑わうように。お江戸、浅草、これって祭り好きな町人文化の真骨頂って呼んでいいんじゃないですかね。楽しむチャンスを逃さない、そして心が豊かな時代だったんだろうなぁと…。







今みたいにデパートでショッピングなんてない時代ですから、それはそれは賑やかで、人々の心を魅了したに違いありません。

クリスマスやバレンタインなど、イベント好きな日本の風潮はこうした文化からくるものなのかなぁとふと思ったり…。

でも、そうしたイベントに季節のものを取り入れるというのは江戸時代の粋、日本人の粋というところでしょうか…



ガラスの風鈴が揺れるカラカラとした音が、暑い夏に心地よく響いていました。

縁起物ということで鉢植えのほおずきを持ち帰ろうかとも思ったのですが、後の始末を考えて、涼しげなかごに詰められた実だけをお持ち帰り。



一つ500円。鉢植えは2500円。
縁起物価格です。

もちろんお参りもしましたよ。
一生分のご利益ということで、いつもの40倍のお賽銭を用意しました。これで80歳過ぎても大丈夫♪



ちょっと値切りすぎたかな?
ご利益薄いかもしれませんね(^^;;

せっかくなのでおみくじを!!



九番か…。苦しいの9…。
ちょっとドキドキしながらお告げの紙を取り出すと、なんと大吉ヾ(@⌒ー⌒@)ノ



この日限定の厄除け守りをゲットしてきました(800円)。

一生分のご利益があるなら一生持っていていいものかと質問してみたところ、特にきまりはないが1年を区切りに焚き上げると良いとのこと。つまりは、毎年買いに来いと…。





なんだかんだとお金を使い、まんまと江戸の商業戦略にはまった感じ(笑)

朝顔市に続き、念願のほおずき市にも来られたので、次は川崎大師の風鈴市か、浅草寺の羽子板市を狙いたいものです。
2014入谷朝顔市

季節を取り入れてきた日本の暮らし。四季のある国に生まれて幸せだなと思います。




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危険な虫!イラガ

2016-07-10 09:45:29 | 身近な自然情報
本日は超閲覧注意です。
毛虫の大群です。
でも、とっても身近で危険な虫なのでよかったら写真を見て、しっかり覚えておいてください。

写真はバナーの下です。
以下wikipediaを丸写し。すみません(^^;;

イラガ

通常7~8月頃、多い年は10月頃に再び見られる。体長は25mm。脚が短くずんぐりした体に多くの棘を持ち、触れるとハチに刺されたような鋭い痛みを生じる。様々な樹種で繁殖し、カキノキやサクラ、ウメ、リンゴなどのバラ科、カエデ類、ヤナギ類、クリなどの葉裏に、集団で生息していることが多い。幼虫に知らずに触れると激しい痛みに飛び上がる。地方名のひとつ「デンキムシ(電気虫)」の由来である。これは外敵を察知した幼虫が、全身の棘の先から毒液を一斉に分泌するためである。体を光にかざすと、すべての針の先から液体が分泌されていることがわかる。刺激はかなり強く、場合によっては皮膚に水疱状の炎症を生じ、鋭い痛みの症状は1時間程度、かゆみは1週間程度続くことがある。卵をつぶしたり触れたりしてもかぶれるので注意が必要。また、種類によっては繭に毒毛を付けている物がある。刺された場合は、すぐに流水で毒液と棘を洗い流すこと。棘が残っていれば粘着テープなどで棘を除去する(患者はかなりの痛みを感じているので配慮が必要)。その後、市販の虫刺されの治療薬を塗るとよい。症状が酷い場合や目に入った場合は医師の治療を受ける。正確な毒性分は解明されていないが、ヒスタミンやさまざまな酵素を成分とした非酸性の毒だとされている。中和目的にアンモニア水を塗っても効果は無く、抗ヒスタミン剤やアロエの葉の汁を塗布するのが有効であるとされる。ひどい場合は皮膚科等で処置をする必要がある。


バナーの下に写真があります

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イラガの幼虫↓





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おそらくこれはヒロヘリアオイラガだと思いますが、危険性はイラガと同じです。

スパティフィラム開花*最近見た虫忘備録

2016-07-09 07:44:51 | ガーデニング


2年(ひょっとしたら3年)ぶりに我が家のスパティフィラムが開花しました。でもね、すっごい小ぶりの花です。

花が咲かない原因はおそらくこれ



完全に根詰まり状態(^^;;
早く株分けしてあげないと、そろそろ鉢が割れるかも…。

ごめんね〜。

さて、本日は最近見た虫たちを忘備録がわりに…。虫嫌いな方は本日もお気をつけください。



まずはこちら。テントウムシだとばかり思っていたのですが、なんだか羽のV字の部分が気になります。現在調査中の甲虫。

こちらはキマダラカメムシ



職場の桜の木に張り付いていたんですが、なかなかかっこいいじゃないですか。

続いては、ぐっと小さくグンバイムシの仲間。



5mmもなくて、なかなかうまく写真が撮れませんでした。でも、面白い形です。

そして蛾なのに美しいカノコガ



蛾なのに美しいとか言ったら失礼ですかね(^^;;
ちなみに海外の多くの国では蛾も蝶もどちらもバタフライで区別はないようです。

こちらは、どなたのお家でしょう?



上手に糸で合わせてあります。何かの繭のようです。

そしてマンションのような蜘蛛の巣のかたまり



これはタナグモの仲間が作ったものと思われます。棚の奥に隠れ家を作り、そこに潜んで餌がやってくるのを待っています。



そして敵が来るとこの隠れ家の反対側からこっそりと逃げ出すというなかなかの策士。

以上アットランダムに最近目に付いた虫の紹介でした。昆虫たちがめまぐるしく活動する夏。

今年も飼育活動を始めましたよ。とりあえずはナミアゲハとモンシロチョウ。そしてウスバカゲロウに初挑戦。果たしてアブラムシを調達し続けられるか!!!

去年はオオスカシバを飼育しましたが、その様子はこちら↓
鱗粉を落とすオオスカシバ



この白い羽は羽化直後だけ見られる貴重(?)なもの

羽化後、羽を震わせて鱗粉を落としながら飛び立つ様子は神秘的すぎました。飼育ならではの醍醐味です。


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アオバハゴロモな話

2016-07-08 07:26:32 | 三ッ池公園の自然情報


おはようございます。前日は蕾だったオニユリの花が今朝は咲いていた…って瞬間はなんだか嬉しくなりますね♪

さて、今日は虫のお話です。
虫嫌いな方はこの先閲覧注意です。



↓↓↓




↓↓↓





触るのもためらわれるような白い粉の正体は、アオバハゴロモの幼虫。

成虫はハトムシトとも呼ばれ、三角型の淡緑青色をした綺麗な虫です。卵で冬を越し、5月頃ふ化します。幼虫は風通しの悪い場所が好きで、植物のの茎や枝に寄生します、葉にも寄生することがあります。敵から身を守るための、目くらましなんでしょうか、綿状の分泌物を尾の先から出し自分の体のみならず、植物体までも白くしてしまいます。

一見気持ち悪いんですが、一個体をじっくりと見ると、意外と可愛かったり…。




そ、そうかなぁ…(¬_¬)
いえいえ、この角度からならかなりイケているはず。



正面からの顔はなかなか愛嬌があります。
あくまで個人的な感想ですけど…(^^;;

これ、触るとぴょ〜んって跳ねるんです。虫嫌いの人は大パニックかな

ただ、虫好きな人の感覚はちょっと違うようで、アオバハゴロモの学名には、なんと「Geisha」という名が入っています。つまりは「芸者」。

誰が名付けたのかは調べられませんでしたが。この学名について日本の植物学者は、成虫の羽の美しさから命名されたのだろうと自分の考えを述べています。

確かに成虫の羽は綺麗ですが淡緑青色の羽から芸者をら想像するのはわたしには困難です。むしろ幼虫の白い粉を、芸者さんのうなじの白粉に見立てたのではないかと…。

いずれにしても、アオバハゴロモという1cm程度の昆虫(カメムシ目)にGeishaと名付けるっていうのは、なかなか奇抜な発想かと…

ちなみにこれが成虫です↓
画像はwikipediaより


学名の由来が気になります。


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小暑のガーデニング事情

2016-07-07 06:57:11 | ガーデニング


本日、小暑。
朝から暑い!!!!!
これからは植物への水やりが欠かせない季節。



先日メイン花壇にコリウスの苗を植えつけました。職場で種子から育てていたものなので愛おしさも倍増。これからぐんぐん伸びて欲しいです♪

他に、スターチスとマツムシソウの仲間のスピカリオーサも。これはもちろん買ってきたもの。





月末頃には夏花壇の完成系が見られる予定。そして、来月からは2週間の海外逃亡。今年はブータンとミャンマーを訪れる予定です。

そんなわけで、来月から姉のお世話になる植物たち。とりあえず、それまでにしっかり面倒見ておかないと。

ナメクジ被害にあっていたマリーゴールドは、撲滅作戦の効果により現在少しずつ回復中。



その代わりにペチュニュア類がお疲れ気味。ひょっとしたら前回まいた液肥の濃度が濃すぎたのかもしれません。

カシワバアジサイは調子にのって剪定しすぎたのか花芽を付ける気配は全くなし。昨シーズン植え替えたアガパンサスも今年は花芽をつけず(T_T)

ガーデニングはほんとに一喜一憂で、なかなか先が読めません。それでも少しずつ進化を遂げている我が家の小さなガーデン。生き物が増えていくといいなと思っています。






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