YNWC的な日常

街の中でも季節を感じて暮らしたい。生き物や自然のの話を中心に美味しい食べ物、散歩のことなど綴っていきます

瑠璃も玻璃も磨けば光る!もちろん夜光貝も!!

2017-02-13 06:10:42 | クラフト


今年も行ってきました「屋久島の木+αを磨くワークショップ」。
昨年の記録はこちら
瑠璃も玻璃も磨けば光る!ヤクジカの角も~

今回の会場は鎌倉駅西口から徒歩3分にあるソンベカフェさん。



線路の脇にあるアジア料理が楽しめるお店。ここ、絶対また行きます!!
ソンベカフェHP

「屋久島の木+αを磨くワークショップ」っていうのは、屋久島に流れ着いた流木(または鹿の角や夜光貝、クジラの歯、外国の木…など)をヤスリで丹念に磨き上げ、その中に眠るエネルギーを輝かせるというもの。



こちらがその素材たち。これは+α部門。
「木」の素材は袋に入っていて、左手の感覚で引き当てるのです。

このワークショップを開催しているのは、3年前に屋久島で出会ったネイチャーガイドのなおちゃんとけんちゃん。
森の旅人


屋久島では屋久杉を磨き、去年はヤクジカの角を磨いたので今年は夜光貝を磨くことにしました。

これ↓



夜光貝は最初から模様が見えているので、その点はちょっと面白みがありません。

といっても、これ実はすでにけんちゃんが磨いたり、穴を開けたり、加工してくれたあとのようです。

夜光貝はサザエの仲間なんですが、海の中の姿はまさにそれに近いらしいです。そのサザエのトップの部分を切り取り、藻や汚れや付着したものなどを剥がしてくれたのがこれ。たぶん一から磨くのは相当大変。

ちなみに成長が進んだ夜光貝ではこの部分は潰れてしまうらしく、こんな風に円錐形をしているのはまだ小さな夜光貝なんだそうです。

こちらが夜光貝の殻の断面図↓



裏側からみたところです。

外側に模様である緑色っぽい層があり、その下に白い石灰の層。さらに内側に見えるクリーム色の部分が真珠層と言われるキラキラ輝く層です。どこまで削るかは個人の好み。

夜光貝は種子島・屋久島以南の温かい海域に生息する巻貝の仲間です。
そう、この夜光貝は屋久島の海で育ったものなんです♪

まず最初は切り口の断面を粗いヤスリでなめらかに整えていきます。



真珠層や模様の部分を削ってしまわないように慎重に。

続いて模様の部分がなめらかになるように少しずつ目の細かいヤスリに変えながら磨いていきます。



同席した方とおしゃべりしながらひたすら磨き続ける3時間。

途中で席替えと体操タイムがありました。

おそらく自然の声を聞くことができるんじゃないかと思われるガイドのなおちゃんとけんちゃん。このお二人の話を聞くことができるのもこのワークショップの魅力。そして、そこに集まる人たちもやはりそれぞれに魅力的。

最後は磨粉をつけて、布でていねいに磨きます。そしてこの工程で、夜光貝が輝きだしました。



すごい青!!!
屋久島の海の色!!!!!

写真だとあまり違いが実感できないのですが、実際にはかなりの感動がありました。
最初と最後を並べてみるとこんな感じ。



最後はけんちゃんがみんなの作品を並べてくれました。いつもながらお見事!



なんと私の作品が中央におかれましたよ。
形的に真ん中タイプですものね。



一つのものを磨くという作業を通して、隠れていた模様を発見したり、輝きが増すことを実感したり…。磨くという単純作業は内面の美を見つけ出すことにつながり、心に響くものがあるようです。ヒーリング効果があるというのも頷けます。

前回のヤクジカの角と今回の夜光貝。



おぉ…。屋久島パワー!!
しかし、どんなに探しても屋久杉が見つからないっていう…(T_T)

そういえば、この日けんちゃんが「手放す時期が来たら手放すことも大切」って話してたっけ。物は「手に入れることより、ひょっとしたら手放す方が大切」なのかもって話。手放さないと新しいものが入ってこないから、その時期が来たら物にどこに帰りたいか聞いてあげるのがいいらしい。そして、その場所に帰してあげるんだって。

あ、でもあの屋久杉のペンダントとはお別れすらしてないよ…(T_T)

いつか見つかるのかな…

というわけで、来年は原点回帰で屋久杉のペンダントを作ってみようかなと思っているところ(←切り替え早っ)。もっとも木の場合は何を引き当てるかはわからないですけどね。

お世話になった皆様、
ありがとうございましたヾ(@⌒ー⌒@)ノ



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ヒスイカズラが見頃です

2017-02-12 07:05:58 | 生物の不思議・生命の神秘


大船フラワーセンターの温室。
現在、ヒスイカズラが見頃です♪



エメラルドグリーンの大きな花房が垂れ下がる様子は、そこだけ異質な空間を作り出しています。

花色だけでなく、オウムの嘴のような形も独特。オオコウモリが受粉するらしいのですが、どういうシステムなんだろう…?



この不思議な植物は、フィリピンのルソン島など限られた熱帯雨林に生息する蔓植物で、高さは20mにも達するそうです。

日本の路地では栽培できないとされていましたが、沖縄では最近は露地栽培も見られるほど普及してきた様子。本州でも様々な植物園で順調に育っています。



こちらの温室も10年前に比べると、株がぐっと成長し、花房の数がすごいことになってきました。



全体をうまく撮れませんでしたが、上のようなかたまりが3つほどありました。

中には散っている房もありましたが、まだたくさんの蕾もつけていました。 まだまだ見頃が続くと思われます。



温室には他にもたくさんの花々。
外の寒さを忘れさせてくれます











陽だまりのベンチでほっこり休憩するのもいいですよ。



温室は寒い冬にこそオススメしたいスポット。ぜひ足を運んでみてください。

温室がある関東の植物園一覧


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イスノキの虫癭

2017-02-11 07:29:47 | 生物の不思議・生命の神秘


いきなりピンボケな写真ですみません。

今朝は虫系のお話です。小っちゃいのがごちゃって出てきますので、苦手な方はお気をつけください。

写真はイスノキと言います。

真ん中あたりにある茶色い物体は虫瘤(ちゅうえい)と言いまして、この場合はアブラムシさんの巣。



虫が入り込み、勝手に植物体を変形させてそこに巣食うのです((((;゚Д゚)))))))

穴が空いているから、もう旅立たれた後かなと思ったのですが…

中を開けてみると、なにやらうじゃうじゃ



このツヤツヤ感。
もしやアリ???



そう、アリだったのです。
白い殻のようなものも見えます。なんなら、それを運んでいる様子。

これはどういう現象なのか???

まず思ったのは、アブラムシとアリとの共生。しかしながらアブラムシの姿は見えないような…。

もしかしたら、アブラムシが旅立った後、アリだけが残ったとか???
白い殻はありの卵の殻なのか???

詳しいことはまだ調査中なのですが、寒い冬、アリにとっては最高の住処なんだろうなぁ…。

あ、でも壊しちゃった(>_<)

割ったものをそっと戻してはみたものの、この後のありの運命やいかに!!!
好奇心に駆られた自分を反省しつつ、新たな生態を知れた喜び。

せめて、このアリの正体をちゃんと調べようと思っているのですが、なかなか…。どなたかご存知でしたら教えてください。


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さて問題です!

2017-02-10 06:18:08 | 三ッ池公園の自然情報


今朝はクイズ。
これはなんの蕾でしょう???

う〜ん、前にも出題したきがするのでばれちゃいましたかね(^^;;

正解は…

↓↓↓

↓↓↓

↓↓↓

↓↓↓

↓↓↓



アオキの蕾でした。

カプセル型の赤い実が印象的ですが、冬でも青々としていることから「アオキ」と命名。



いくつもの蕾が固まって、苞に包まれて寒い冬を越します。

でもそれも綻び、中から蕾が見えるようになってきています。



三ッ池公園には斑入りの物もちらほら。

アオキはもともとはミズキ科に属していたらしいのですが、最近ではガリア科に近いということで、科が変わったそうです。

ガリア科ってなんだ???

しかもガリア科でもちょっと変わったグループらしく、アオキ科とされることもあるんだとか…。

確かにミズキには似てないような…。
ちなみに「アオキ」で検索すると最初にヒットするのは紳士服屋さんだったりします(笑)

よく目にする割には存在感の薄いアオキをひっそりと応援していきたいと思います。




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素敵な花苗・素敵なカフェ

2017-02-09 06:04:00 | お出かけ情報


JR東神奈川駅と横浜駅の間にあるサカタのタネガーデンセンター。写真はその前の植え込み。

種屋さん経営のこちらのガーデンセンターの花苗はいわばブランド品。お値段は多少お高めなんですが、その分花苗の質は最高級品。手間暇かけて、愛情かけて育てられた苗たちは、丈夫でたくさんの花を咲かせてくれます。

人間界にも通じる法則

このお店、花苗の魅力はもちろんなのですが、併設のカフェがまた良い感じなのです(*^_^*)

この日は横浜発祥のナポリタンをいただきました。



太めの麺にこってりとしたケチャップが絡まっていい感じの仕上がりです。ケチャップも横浜発祥の食品なんですって…。

そして、小田原のみかん農家さん直送のミカンを使ったみかんタルト



生のみかんがごろんと入っていて、その甘みとわずかな酸味でなんともいえない「ほんわかとした」味。

幸せのひととき(*^^*)
お店のHP→こちら

で、この日購入した花々。
緑色のラナンキュラスと姫金魚草。



この場所にはもともとネメシアが植えてあったのですが、なんと1月に入って、知らぬ間に持ち去られていました(−_−#)

苗を持ち去ったということは、おそらくどこかに植えるつもりだと思うのですが、花好きにこんな人がいるなんてショック!
悲しすぎます(T_T)

道路に面しているもののこれまで1度たりとも、こんなことはなかったのに…

そしてこちらは、1月の寒波で溶けてしまったベコニアの跡地。
1/9には元気だったのに、1週間後には壊滅状態(^^;;



ここはやはり安定の金魚草。
金魚草は四季を通して咲いてくれる我が家の最強アイテム!!



植え付け作業をしていて気がついたのは、1月の寒波の頃より、植物たちが元気なこと。あのとき、かなりのダメージを受けて見えた植物たちもいつの間にか復活。
今日は西日本を中心に「雪」とのことですが、植物たちの様子を見ると、やはり寒さの底は抜けたということなんでしょうか…。

そろそろフキノトウも顔を出す頃です。




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