
たまたま偶然に紀宮様のお祝いのお餅を頂いて、すごくラッキー
な気持ちがしてきた。その足で、寒く雨の降る中、とても人が多く、
着物を着ている人が多い建物の方へ出向いた。そう、今日は
七五三なのであった。老若男女が集っている祈祷待ちのお部屋に
入ってみた。
3人中1人は既婚者であるが、3人とも、せっかくこの神在時に
来たのだから、ご祈祷してもらおう

全員3千円で1件。もちろん「良縁」ただ、この良縁は恋愛だけ
ではなく、万事のご縁だ。
祈祷待ちの人はいつもより数倍だと察する。ピークの時に申し込んだ
ようだった。拝殿の風が吹き抜けるオープンな座敷で、祈祷される本人
とその家族を含めて80名はいただろうか。「かしこみかしこみ~」と祝詞
が始まり、巫女さんの踊り、神主さんの全員の住所氏名の読み上げが
終わり、つつがなく終わったのが40分後位であった。七五三の人は地元
だろうが、東京方面がかなり多い。足はかなり辛かった

が、とても満足

祈祷後、お札とお守りをセットを頂いた後に、お神酒をもらった。
その杯は素焼きのシンプルな物。「どうぞお持ちください。」と巫女さんに
言われて、バッグにしまった。そうそう、お米入りのお札(和紙の包み)も
あった。その中のお米を入れて、ご飯を炊くといいそうだ。
どこでも誰にでも疑問は、質問する私。巫女さんにも質問した。
小腹が空いたので、近所の出雲蕎麦のお店に入った。こんなに私達
冷えてて、濡れていたのね~

出雲では、時間を忘れてしまう何かがあるようだ。出雲蕎麦は私は
個人的には(??)である。あれは、美味しいのか?山梨や長野で食べる
蕎麦、はたまた東京の蕎麦の方が美味しいと思う。
昼食後にもちろん、出雲大社に戻り、裏側になる本殿や萬の神々さまが
集ってお泊りになっている宿泊所、裏の方の神様ごとの拝殿(中は空洞だろう)
を回って、歩いた。まだまだ拝み方がぎこちないのが気になる。
家を建てる時はここの産土(うぶすな)をもらって帰りたいと思う神様も
見つけた。沢山の人々が居るにもかかわらず、静寂と清さを保っている
本殿周辺である。ご神気なるものを感じる。