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飾る必要は、まったくないし、飾っている人も見かけません。いかに、自分が自然体でいていいのか?ありがたい自然の中で生かされているか?を実感できるというか、物が溢れてない、お店がないからこそ、よそ見をする必要がないので、シンプルな生活に戻る!シンプルに寝て、食べて、遊んでを繰り返す毎日が可能です。
早寝早起きも当たり前!海で沢山泳いだら、8時、9時には眠くなります。5時には目が覚めます。これは本来、人間が体内に持っていた自然なサイクルではないか?とも思いました。夕方にはもう、眠いのですから。
自然にだけ囲まれていると、自分にフォーカスせざる得ない状況になります。また、物のありがたみと自分の普段の無駄の多さ、持ち物の多さ等に気付かされる毎日です。ま~帰宅しても、そぎ落とす術は持っておりませんが、改めて気付かされた次第です。
お店がなくたって、物がなくたって、人間は必要以上の物を持つ必要はないのだ!という基本というか根本的な事に気づかされます。だって、人工的なモノは自然の美しさ、尊さにはかなわないんですから。海の美しさや
山々、自然の美しさはとっても素敵です。
大いなる自然。。。特に海、イルカ、鯨が身近である、東洋のガラパゴスといわれているのもうなずけます。
小笠原での固有種の動植物が多いのも、面白い点です。
町中の宿ではあり得ないかもしれませんが、普通に大きなカエル、ヤモリ、グリーンアノールという外来種のトカゲ、野ヤギ(外来種)、ハシナガウグイス、カツオ鳥は簡単に会える。虫に関しては、今の私の家の周囲の方が多い気がするので、特に記する事はない。
また、当たり前のように沢山生えている植物も、個性的なモノが多い。
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グリーンペペという夜になると光るキノコも生息しているし、夜に海に入ると、夜光虫という小さな海の虫が光を放って舞うようになります。珍しいもの尽くしですが、この島ではそれが太古からの当たり前というか。。。
夜の日本列島の航空写真でを観ましたが、小笠原は写っていません。なぜか?というと、光害がない小笠原だそうです。元々2000人の居住者ですし、家の数、宿の数も少ないのですが、風俗店が一軒もありません。なので、ネオンサインなどもなく、外灯もそんなになく、夜は真っ暗が当たり前なのです。
満月の日に小港海岸まで散歩しようかな?と思って、懐中電灯を手に出かけましたが、闇夜の公道を歩いていても、月明かりで歩けます。ただ、真っ暗な中にカエルがいたり、鳥がいたりして、私が歩くと、驚いて、ガサゴソと音を立てて、移動していくので、あまりにも多くの動物がいて、ガサゴソと怖くなって、仕方なく部屋に戻りました。静かなので、カエルが移動する音も聞えるわけです。
また、何と言っても夜空は素晴らしいの一言です。光害がないということで、夜空は満天の星です。銀河というかミルキーウェイも簡単に観られますし、星の数が半端ではありません。
たまには自然の中に、身を置く事が大切だな~って改めて、感じました。すごい自然尽くしなのは、間違いないですから。
子供や思春期の青少年が小笠原でサマースクールや合宿をして、子供時代のいい思い出づくりをして欲しいな~って思います。そして、ゲームや塾とは無縁の、海や山で沢山遊んで、人間本来の逞しさや優しさを養ってもらえるような気がしますので、そうゆう企画があるといいな・・・と。地下鉄でゲームや携帯をいじりながら、塾通いをしている小学生などを見て、そう思ってしまいます。
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