1月8日~東京は緊急事態宣言のためステイホーム中。家でのリモートワークとなった。ず~っと家に居ると、心身ともに弱っていくので、突然思いついて上野へ。初めて訪れるこの不忍池は、上野駅から歩いてすぐだった。家からも20分程。近い。。。
本来なら蓮の花が咲き乱れている不忍池は、冬場はこんな感じで、池のお掃除中でした。一度も訪れたことがないけど、不忍池は、インドのデリーの中心にあるハウスカス?だったか、その公園と似ている。なぜだか?インドを急に思い出す。ここを作った徳川幕府の天海大僧正さんは、不忍池を琵琶湖に見立て、辨天堂を竹生島の宝厳寺に見立てて、できたお寺だそうです。弁財天様、弁天様、辯天様は、インドのサラスヴァティーと同じ神様ですね。水と音楽、芸事の神様だと承知している。日本では琵琶を抱えている女神様。
ここは、八臂辨才天(はっぴべんざいてん)と云う、8本の腕を持ち武器も手に持っていて、煩悩を打ち砕く神様だそうで、楽器を抱えているかは、見えませんでした。
1月21日は、己巳つちのとみの日だそうだ。巳は、七福神の中の弁財天様の日。金運・財運・芸事の女神様です。そしてここ数年、女性性を取り戻すブームで、弁財天様は人気。私は、日本の神様には疎いのだが、広島の厳島神社や湘南の江の島神社にも行ったお蔭で、弁財天様にはご縁があると思っている。遠い有名な神社には参拝に行ったのだが、近場はあまり知らなかった。お寺に弁天様が居ることさえ、知らなかったのだから。
今年は去年同様、ステイホーム時間が沢山あるだろうから、少しでも在宅中に何か上達したいという意志もあり、お参りした。YouTubeヨガとか、Facebook liveフラとか、家で何かできることをやっている。サラスヴァティー様とのご縁を大切にしたい。フラも再開したいし、芸事上達したいからだ。
参拝に来る人が適度に切れ目なく来ていて、驚いた。一心不乱に参拝している人、インド人の髪の長い女性、中国人カップル、韓国人カップル、外国人率が多い様子で、おみくじも英語・中国語・韓国語と揃っていた。私もなぜか?お寺の人に外国人だと間違われる。。。
お賽銭箱の側に、サラスヴァティーと同じマントラが書かれていた。「オンソラソバテイエイソワカ」3回唱えてみた。なんとなく、3回唱えてみる。
200円で御神籤を引いてみたら、中吉。そして、どの神様が入っているのか?お財布に入れる神様チャームが添えられています。私は、今回弁財天様でした。御神籤の内容は、とても変わっていて、「今はひっそり隠れて暮らせ」みたいな内容で、えええっつ?ステイホームのことですか?
中吉なのに。とびっくり。世間で大きな災いが起きて、知り合いや親戚までにも災いが及ぶことになるから、今はひっそり暮らせみたいな内容だった。この御神籤は、コロナ禍を想定しているのだろうか?転居、騒ぐな今ではない。株、買い時とか。なんだか、微妙に当たっているような、他と違う御神籤でした。
帰りは、上野公園を突っ切って上野駅に出てみた。天海様の髪の毛が納められた天海僧正毛髪塔があった。初めて気が付いたのだが、英語の表記の方が目につき、わかりやすく、Hair Pagoda of Priest Tenkaiと書かれていた。
偉大な僧侶の天海さんは、髪の毛だけでも供養塔が存在していたんですね。いい散歩になったので、心身の健康のための散歩にまた行こうと思いました。蓮の花が一面に咲いた頃は、最高だと思います。
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