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遅きに失した朝日新聞社長の辞任

2014-11-14 | ブログ

11月12日、朝日新聞は、福島原発事故・吉田調書」報道に関する見解を発表した。

「福島原発事故・吉田調書」報道に関する見解(PDFファイル)

http://www.asahi.com/shimbun/3rd/prc20141112.pdf

このPDFからの吉田調書部分の抜粋:

取材過程から記事掲載までにおいては、秘密保護を優先するあまり、吉田調書を読み込んだのが直前まで2人の取材記者にとどまっており、編集部門内でもその内容は共有されず、記事組み込み日当日の紙面最終責任者すら関連部分を読んでいなかったという問題点、組み込み日前日から当日にかけて、記事を出稿した特別報道部内や東京本社の他部、東京本社内の見出しを付ける編集センター、校閲センター、大阪本社から、見出しや前文等に対し疑問がいくつも出されていたのに、修正されなかったという問題点、紙面全般の最終責任を負うゼネラルエディター(以下「GE」)、担当部長が取材チームを過度に信頼し各自の役割を的確に遂行しなかったという問題点などが存在する。

 

朝日新聞は、2名だったのを問題としているが、2名でも、読解力があれば、問題は発生しないと考えるが、人数の問題にして、言い訳している。読解力のない人が、百人いても同じ。読解力の低い記者しかいないと読める。

・疑問を出されていても、素直に聞かない社員ばかりと言い訳している。企業文化がおかしいし、プライドが高く、素直で優秀な社員がいないと読める。

・社員から疑問が出されても、他社から疑問・質問書が届いても、修正されなかったと状況を説明しているだけで。言い訳にもなっていない。プライドが高く、聞く耳をもたない、素直に対応できない社員ばかりですと読める。

・上司も能力を見る目が無いから、部下の本当の能力を見極めできなかったことを棚に上げ、部下を過度に信頼していたと言い訳している。ゴマ擦りばかりの部下と、できの悪い部下しか持たない、優秀な部下は持ちたくない、できの悪い上司が蔓延(はびこ)っていると読める。

・各自の役割が遂行できなかったと言い訳しているが、役割が遂行できない会社ってどういう会社なのか。部下も上司も、朝日新聞の社員の質は悪いと言っていている様にしか読めない。株式会社と名称は称しているが、個人事業主の集合体(?)で、個人が好き勝手にしていると言っているようにしか読めない。

ある意味、行間を読むと、正直に書かれている報告書とも言える。

 

朝日新聞社の中で一番の質の悪さは、木村社長自身であった。

質の悪さを表すのは、慰安婦問題の間違いを認めた後の社内メールの文章。

http://shukan.bunshun.jp/articles/-/4325

その社長が、今日、やっと、辞任した。

遅きに失した。

 

閑話:

・吉田証言の虚偽の記事掲載: 2014年5月20日

 虚偽内容:「東電社員は、吉田所長の命令違反で撤退」

 朝日新聞WEB版では、記事が取り消されたので、今は、当時の新聞記事は掲載されていない。

 発表当時の記事の内容は、読売新聞の記事を参照してください。

http://www.yomiuri.co.jp/feature/chosho/20140901-OYT8T50235.html

・その後、他社から虚偽の指摘があっても、無視、名誉棄損等で抗議、法的措置検討、取材拒否等をしていた。

 http://www.asahi.com/articles/ASG695J36G69UUPI00C.html

 http://www.kadotaryusho.com/blog/2014/08/

 http://www.j-cast.com/2014/09/12215845.html

・政府が吉田調書を公開:2014年9月11日

・当初の記事が虚偽だったことがばれるので、慌てて、5月20日の吉田調書の記事を取り消し、「朝日新聞読者と東京電力」に謝罪した:2014年9月11日

 朝日新聞の記事を元にして、世界にニュースとして配信されたことには、一切触れていない。それは、朝日新聞の責任ではないと言っているようだ。無責任極まりない企業と言える。

 

その取り消し記者会見の9月11日から、2ヶ月一寸、経過した。


錦織選手の報道がおかしいのと、何故控えの選手が代わりに競技に参加するルールになっているのか?

2014-11-14 | シンキング

ATPツアー・ファイナルの8名に選ばれた、錦織選手。

今日、準決勝進出が決まった。

ひとまず、おめでとうございます。

さて、日々のメディアの報道は、可笑しい。

まず、どのメディアも錦織選手の優勝を匂わす報道。

錦織選手は、現時点5位のランク。

結果、4位以内にはなった。

優勝するかどうかは、ランキング成績だけではないが、対戦する相手が強すぎる。

準決勝で勝ったとしても、決勝に進出するのは、B組1位のフェデラー選手。

B組では、ストレート負けした。

フェデラー選手の調子は、良い。

メディアやコメンテーターの希望と冷静な報道とは、明確に分けて欲しいと感じています。

 

ATPの状況は、ここを参照

http://www.barclaysatpworldtourfinals.com/

なお、ATPとは、Association of Tennis Professionalsで、男子プロテニス協会の略です。

 

錦織選手が選ばれたことで、色々と分かったことが多い。

例えば、怪我をした時のための控えの選手がいること。

このルールは、個人的には、納得できない。

怪我とした時は、相手の選手が不戦勝にするのが正しいルールと考える。

逆に、どうして、こんなルールがあるのかを知りたいが、メディアではどこも取り上げていない。

だから、おかしな報道になっているとも言える。

 

私の素朴な疑問:

・昨日、 ライオニッチの怪我のため、代わりに出場したフェレール選手が、仮に、錦織選手に勝って、フェデラーがマレーに負けてた時、フェレール選手の記録はどういう扱いになるのか

・ライオニッチ選手とフェレール選手の記録が合算されて、準決勝に進出となるのか

・実際は、錦織選手が勝ったので、特に、この辺りの説明が全くなかった。

こういう点を突っ込んで解説するのが、報道機関の役目と考える。

 

閑話:

WEBで質問と回答を検索して見たが、どちらも無かった。