11月23日、気象庁は、長野県北部で22日午後10時8分ごろ発生した最大震度6弱の地震について、余震分布が「神城(かみしろ)断層」の位置とほぼ一致していると発表した。
今回の神城断層の活断層地図
この地図の中央に表示されている堀之内が、今回、震災被害が集中した地域です。
左側のまつり縫いのような赤い線が、神城断層です。
地震の揺れ時間(2秒ぐらい)を見ると、阪神大震災(揺れ時間15秒)と同じ活断層地震の様です。
因みに、東日本大震災は、200秒(3分20秒)以上の揺れ時間でした。
素人が判断する話ではないが、日本列島には大きなエネルギーが蓄積されていると感じます。
東日本大地震 → 富士山噴火 → 南海大地震と続くような気にさせます。
改めて、フォッサマグナと中央構造線を見て見よう。
フォッサマグナ:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%83%E3%82%B5%E3%83%9E%E3%82%B0%E3%83%8A
中央構造線:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%83%E3%82%B5%E3%83%9E%E3%82%B0%E3%83%8A
フォッサマグナは、二つに分かれたいた日本列島が埋まった場所なので、帯のようになっている。
地溝帯と呼ばれております。つまり、大きな溝にその後埋まってできた帯状の土地です。
今回の地震は、フォッサマグナの西側にある西線(西辺、西縁)が、糸魚川静岡造線です。
地震が発生した時は、このフォッサマグナと中央構造線を見比べながら、地震情報を読むと、理解し易いと考えます。
結構、この地図上の線付近を中心にして地震が発生しています。
年度別震源地マップは、ここを参照:
閑話:
フォッサマグナの詳細については、次のとおり。
http://www.itoigawa-base.com/kanko_jiten/bunka_rekisi/tisitu/fossammagna.html
これを読むと、フォッサマグナの溝の深さは6千メートル以上。北アルプスの頂きは3千メートル。この高低差(9千メートル以上)は、エベレストの頂き以上ある。この事実は、地球の地殻変動の凄さを表している。