将棋の格言から生まれ、一般にも使われる言葉で、「何の高上がり」というでしょう?
・銀
・桂馬
・歩
・香車
→ 桂馬
「桂馬の高飛び、歩の餌食」ともいいます。不用意に進んで行った桂馬は身動きが取れなくなり、結局歩で取られるという意味です。不相応の高い地位につくことのたとえにも使われます。
故事ことわざ辞典では、次の通りです。
http://kotowaza-allguide.com/ke/keimanotakaagari.html
桂馬の高上がりとは、身分不相応な地位に上ったために、実力が伴わず失敗することのたとえ。
将棋の駒の一つである桂馬が、進みすぎて進退に窮するように、出すぎて身分不相応の地位に上ってしまい、実力が伴わないため失脚してしまうことをいう。
桂馬は、一ます飛び越して斜め前に進むため、進みすぎると前にも後ろにも行けなくなり、身動きがとれなくなることから。
「桂馬の高上がり歩の餌食」や「桂馬の高上がり歩攻に遇う」と続けてもいう。