古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

堆肥入れのふたにペンキを塗りました。

2010年02月04日 02時17分39秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 裏山で竹を切って地面に置き、その上に前の日につくった堆肥入れのふたを並べて、水性ペンキを塗りました。(ぼくは左利きです)奥の竹薮にシイタケの原木置き場があり、いまでもぼちぼちシイタケが出てます。生長は遅いですが。塗料も進化していますね。以前は「やっぱり油性塗料でなくちゃ」と思っていましたが、寒くて乾きにくいので水性塗料にしました。塗りやすかったです。
 塗りながら、こんな広い場所をとって好き勝手に仕事できるっていいなー、と悦に入っていました。ところでポーランドのザリってどんなところでしょう。木屑を糊で固めたような合板に[ポーランド・ザリ]とカタカナで生産地が印刷してあります。またゆっくりネットで調べてみます。ちょっと疑問に思ったことをすぐにネットで調べられるなんて便利な世の中になったものです。
 夜は市役所近くの保健センターであった『ねずみ駆除薬剤使用方法研修会』というのに出席しました。村の保健衛生委員として。三木市では毎年二月に『ねずみ駆除運動』をしてるんですって。はじめて知りました。回覧板でまわしたらうちの村でも少しだけ注文があって、薬剤を受けとり、使い方を研修してきました。
 きょうは畑に出て、竹と木屑で大根や白菜の残り葉などを燃やして草木灰をつくることにします。山に植えた木に寒肥をやるとき醗酵鶏糞と草木灰を混ぜて施し、使ってしまいました。ジャガイモの畝をつくるのに堆肥と混ぜて草木灰を入れたほうがいいから。
 ことしも冬は寒いですが、あと三ヶ月で九十七歳になる妙子さんはきのうも竹薮に上がってきて竹の枝をせっせと切っていました。なにしろいっぱい竹を伐り倒しましたから、枝のついた先の部分は山積みしてあります。その枝を花バサミでチョキチョキ切るのを自分の仕事と心得て、寒かろうと暑かろうと午前も午後も竹薮に上がってきます。
 使命感というか成就感というか達成感というか、主観的にはそういう『感』が人間の行動を支えるのでしょう。耳は遠くなり、本を読んだり書いたりするのは目も頭も面倒になり、体は元気だからどこかに『感』を求めるのでしょう。遠くない将来の自分の姿を見るようでとても勉強になります。
 
コメント
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