古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

イングリッド・バーグマンは美しいです。

2010年05月15日 04時53分13秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 散歩に出たときに我が家を撮ってみました。左右に竹薮が茂っていますが、頂上までクヌギ・コナラの林ができています。下に低い木々が少しあればいい感じの里山です。夏には左側の竹薮を皆伐して里山のスペースを広げようと思っています。でもいまのところ畑仕事に手をとられ、山の仕事はお預けです。日々生えてくるタケノコだけは、ぼくの背より高くなる前に切ることにします。
 畑では落花生の畝をつくりました。まず少量の有機石灰と草木灰とコープ瑞穂農園の堆肥を入れ、それに『金の有機』〔実がなる作物用です〕を少々まいて耕運しました。それから幅1,2メートルをメジャーで測って杭を打ち、耕運機でうね立てをしました。草抜きを考えると必要最小限のうねがいいと思います。
 ところでパソコンに向かうと20分くらい [ you tube ]でいろんなものを見るのが癖になっています。最近はキャスリーン・バトルの歌とグレン・グールドのピアノ演奏を主に見ていましたが、きのう思いついてエリザベス・テーラーの映像を見ました。現在の映像もあり、絶世の美人ですがやはり寄る年波には……。
 そこから思いついてイングリッド・バーグマンを見ました。映画『カサブランカ』の映像がたくさんアップされています。「美しい」という言葉は彼女のためにあるような、ひと目見てハッとする美しさです。
 でも不思議ですね。人間は目が二つ、鼻と口は一つあって、その形と配列が人によってわずかにちがうだけなのに、どうして「バーグマンは美しい」と世界中の人が感じるのでしょう。
 そうそう。こんなことがありました。バーグマンの顔、姿、出演した映画などすべてをくっきり思い浮かべられるのに『イングリッド・バーグマン』という名前が出てこない。「えーとなんだったかなー。えーとえーと」と何時間も何日も考えました。10年くらい前。やっと思い出して、あれから即座に名前が出てくるようになりました。もう何歳まで生きても、ボケてしまっても、絶対に忘れません。
コメント
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