古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

ヒヨドリを埋葬しました。

2010年05月26日 04時12分05秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 雨がよく降り、強風も吹きました。畑に行ってみるとイチゴネットの柱が傾いています。雨で土がゆるんだのと、ネットに強風があたり、圧力で倒れたのです。すぐに直さなければなりません。ヒヨドリはいつでもイチゴをねらっていますから。
 柱を補強する杭を打ち込んでネットを張りなおしてみると、鳥がネットにかかっています。クチバシが鋭くとがり、尻尾の羽の長いヒヨドリです。網にからまって死んでいます。かなりジタバタしたのでしょう。網を切らないではずそうとしましたが無理です。ネットの糸を切ってヒヨドリをはずしました。
 さて、このヒヨドリはどうしよう。
 他のヒヨドリの見せしめにネットにぶら下げるのはどうも気がすすまない。道端に置けばトンビかアオサギが見つけて持っていくかもしれないがそれも気がすすまない。動物の塚に埋葬します。
 この塚というのは、もともと畑で死んでいたシマヘビのために土手につくりました。(2009年4月16日ブログ)数日後にまた蛇が死んでいて、これも塚に埋葬しました。道子さんと相談してこれをすべての動物のための塚ということにして、夜盗虫の代表や胡麻につく10センチを越える巨大青虫も葬ってきました。
 その塚にヒヨドリを埋葬し、花を供え、般若心経をあげておきました。そういえば遺骨をこの塚に埋葬したわけではありませんが、ぼくたちの心の中では檻で捕まえ、殺処分されたヌートリアもこの塚に入っています。
 それにしても人間は勝手な動物です。高野山奥の院にシロアリの碑があるのをそのとき紹介しました。(『シロアリよ。やすらかにねむれ』という碑が高野山奥の院に建っています。建てたのはシロアリ駆除株式会社です)うちの畑の塚に、猪、鹿、アライグマを葬らなくてすむようにしっかり拝むことにします。
 
 
 
 
コメント
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