三木市では、昨年の秋に再選された薮本市長が、市議会に『議員定数を削減する案』を提出して否決されました。来年4月には市会議員選挙があります。定数を減らされたのでは当選ラインがきびしくなる。議員にとっては一大事。議会に提案しても議員は反対するでしょう。(三木市には賛成する議員がわずかにいます。立派です)
名古屋市では河村たかし市長が、市会議員の定数と議員報酬を半減する案を市議会に提案しました。そして全議員が反対して否決されました。市長は次の手を考えているところです。その河村市長が三木市に講演に来ることになりました。
土曜日の夜、二人で聞きに行きました。名が知られてるとはいえ、芸人でもタレントでもない名古屋市長が来るというだけでどれだけの聴衆が集るだろう。三木市長を応援するつもりで、夕方二人で出掛けました。会場の三木文化会館に行ってみて驚きました。次々と車がやってきます。交通整理の人も駐車場のあちこちにいて、車を誘導しています。
1300人入る大ホールは大きすぎないだろうか。入ってみたら前から席が埋まり、三分の二くらいの入りに見えました。年配の人が多いようですがこれだけの人が集れば立派です。
河村市長は、飾らない名古屋弁で50分ほど講演しました。
市長の給料を、妻には反対されたけど800万円に減額した。61歳の自分が名古屋で普通に勤めてもらえる給料を目安にした。議員活動は世界のほとんどの国でボランティア活動であり、給料は安く、職業化していない。議員が高い給料をもらい、威張り散らす日本がおかしい。事業仕分けが脚光を浴びているが、仕分けではムダはなくならない。支出を付け替えるだけだ。税金を減らし、入る金をなくせばムダはなくなる。
長年国政にかかわり仕組みのわかっている本物のプロの政治家を感じました。
あとで講演した三木市の薮本市長が、田舎町の見知らぬ市長がいきなり訪ねていき、講演を快諾してもらったこと、公務でないので新幹線グリーン車のチケットを送ったら返送されてきたこと、講演料はとらず文字通りボランティアで話してもらったことを控え目に披露していました。
日本の政治は変わり目にきている。三木市も変革の仲間に加わっている。そんな市に移り住んだ。ぼくには力はありませんがいい気分です。
ところで神戸の市議会が名古屋みたいな提案を受けてみたらどんな場面が展開するでしょう。
名古屋市では河村たかし市長が、市会議員の定数と議員報酬を半減する案を市議会に提案しました。そして全議員が反対して否決されました。市長は次の手を考えているところです。その河村市長が三木市に講演に来ることになりました。
土曜日の夜、二人で聞きに行きました。名が知られてるとはいえ、芸人でもタレントでもない名古屋市長が来るというだけでどれだけの聴衆が集るだろう。三木市長を応援するつもりで、夕方二人で出掛けました。会場の三木文化会館に行ってみて驚きました。次々と車がやってきます。交通整理の人も駐車場のあちこちにいて、車を誘導しています。
1300人入る大ホールは大きすぎないだろうか。入ってみたら前から席が埋まり、三分の二くらいの入りに見えました。年配の人が多いようですがこれだけの人が集れば立派です。
河村市長は、飾らない名古屋弁で50分ほど講演しました。
市長の給料を、妻には反対されたけど800万円に減額した。61歳の自分が名古屋で普通に勤めてもらえる給料を目安にした。議員活動は世界のほとんどの国でボランティア活動であり、給料は安く、職業化していない。議員が高い給料をもらい、威張り散らす日本がおかしい。事業仕分けが脚光を浴びているが、仕分けではムダはなくならない。支出を付け替えるだけだ。税金を減らし、入る金をなくせばムダはなくなる。
長年国政にかかわり仕組みのわかっている本物のプロの政治家を感じました。
あとで講演した三木市の薮本市長が、田舎町の見知らぬ市長がいきなり訪ねていき、講演を快諾してもらったこと、公務でないので新幹線グリーン車のチケットを送ったら返送されてきたこと、講演料はとらず文字通りボランティアで話してもらったことを控え目に披露していました。
日本の政治は変わり目にきている。三木市も変革の仲間に加わっている。そんな市に移り住んだ。ぼくには力はありませんがいい気分です。
ところで神戸の市議会が名古屋みたいな提案を受けてみたらどんな場面が展開するでしょう。