古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

我が家の畑と動物の話

2010年05月24日 04時30分37秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 八幡神社の横に村の墓地の一つがあります。そこの小さい木立ちが枯れたようで、立派な木が切り倒されました。そのうち片付けられるかと見ていましたが、そのままです。
 これを輪切りにして山に置いたら腰掛になる。
 車で取りに来て、チェーンソーで切り、持ち帰って裏山のふもとに並べてみました。これを山の頂上まで運んで地面に並べたら、小さいイスになりそうです。運び上げるのが大変ですけれど。
 先日ブログで紹介しましたが、ナメクジよけの台にのせた落花生の苗は順調に芽を出しています。しかし苗ポットのあたりから先日鳥が飛び立ちました。さてはハトかヒヨドリか。芽を出した落花生のやわらかい豆をつついたか。早速防鳥ネットをかぶせました。地面からも空からも攻めてきます。
 我が家の裏山の向うにある福地池の谷にはイノシシが出没したそうです。散歩のおじさんが話していました。ゴルフ場の山のほうから下りてきたのでしょう。いままで向かいの蓮花寺のほうの谷はイノシシが出るけれど、こちらの谷は大丈夫と勝手に思い込んでいました。
 ここに畑をつくりはじめてまず心配したのがアライグマでした。桃坂の神社の天井裏にはアライグマが住み着いたというし、西中の山のふもとのおじさんはトウモロコシやスイカをアライグマに全滅させられたというし、スイカやトウモロコシに頑丈な動物防護ネットを張って身構えました。
 しかしムシ以外でまず被害を受けたのはヌートリアでした。去年の冬は大根数十本と人参がやられました。ちょうどこのブログを立ち上げたときです。
 そこで市役所の農政課で檻を借り、ヌートリア一家を捕獲しました。村の人たちの評判になり、老いも若きも幼きも村中こぞって見に来ていた(孫たちもたのしみにしていた)ヌートリアを、ぼくが捕まえて役所に引き渡してしまったことに複雑な思いはありますが。 
 もし猪や鹿が出没するようになると事態は深刻です。鉄筋のメッシュで畑を囲い、鹿よけのネットを張り、電気柵を張りめぐらし……。リコリス(曼珠紗華)の帯で畑の土手を縁どるというのどかな話なんかどこかに吹っ飛んでしまいます。
 やっぱり『魔弾の射手株式会社』が必要だなー。
コメント
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