『天狗のかくれみの』という童話に、「おぬしゃ修行が足りんな」というセリフが出てきます。
イタズラ坊やの彦一が「天狗の隠れ蓑」を着て、《弱い者いじめをしている侍》をこらしめる場面です。読み聞かせをしていると、幼い子たちがケタケタ笑うところです。そのセリフを思い浮かべました。
自分の気持ちの「大袈裟な揺れ」に、「オレは修行が足りんな」と思ったのです。
朝から、歩くと痛いので杖を突こうと思いました。膝の手術をしたとき使った杖はどこにしまったか。あちこち探して3本の杖を見つけました。
玄関に置いて、外に出るときは杖を使うつもりです。
お昼は暗い気持ちで「難儀やなー」というブログを書きました。午後昼寝をしてから、〈電動ウォーカー〉で歩いてみようと思い立ちました。時速2,8キロとゆっくりですが、連続30分1300メートルを歩きました。痛みは感じませんでした。
「歩けるやないか」。「昼前はえらい落ち込んとったけど」。
体は元気です。歩けば歩ける。痛みを我慢して歩いても、ひどくなるわけではありません。昨日病院で飲み薬をもらいました。これで治す方法もある。そんなに痛みを意識しないで30分つづけて歩けた。
しばらくは気持ちのゆれのままに、浮いたり沈んだりしながら様子を見ます。どうしようもなくなったら手術がある。『あんしんクリニック』で診てもらい、必要なら手術をしてもらう。
足が痛いくらいでこんなにゆれるのですから、もし余命いくら、とか言われる病気だったらどんな気持ちになるか。「修行が足りん」な。しかしその「足りん」ところが人間らしい。
ま、どんなに未熟でも「みんな死ねる」。何にも持たないで。これほど平等なことがあろうか。
イタズラ坊やの彦一が「天狗の隠れ蓑」を着て、《弱い者いじめをしている侍》をこらしめる場面です。読み聞かせをしていると、幼い子たちがケタケタ笑うところです。そのセリフを思い浮かべました。
自分の気持ちの「大袈裟な揺れ」に、「オレは修行が足りんな」と思ったのです。
朝から、歩くと痛いので杖を突こうと思いました。膝の手術をしたとき使った杖はどこにしまったか。あちこち探して3本の杖を見つけました。
玄関に置いて、外に出るときは杖を使うつもりです。
お昼は暗い気持ちで「難儀やなー」というブログを書きました。午後昼寝をしてから、〈電動ウォーカー〉で歩いてみようと思い立ちました。時速2,8キロとゆっくりですが、連続30分1300メートルを歩きました。痛みは感じませんでした。
「歩けるやないか」。「昼前はえらい落ち込んとったけど」。
体は元気です。歩けば歩ける。痛みを我慢して歩いても、ひどくなるわけではありません。昨日病院で飲み薬をもらいました。これで治す方法もある。そんなに痛みを意識しないで30分つづけて歩けた。
しばらくは気持ちのゆれのままに、浮いたり沈んだりしながら様子を見ます。どうしようもなくなったら手術がある。『あんしんクリニック』で診てもらい、必要なら手術をしてもらう。
足が痛いくらいでこんなにゆれるのですから、もし余命いくら、とか言われる病気だったらどんな気持ちになるか。「修行が足りん」な。しかしその「足りん」ところが人間らしい。
ま、どんなに未熟でも「みんな死ねる」。何にも持たないで。これほど平等なことがあろうか。