古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

四国遍路とわたし  ①

2020年08月12日 21時05分08秒 | 古希からの田舎暮らし
 わたしが四国遍路で88個所霊場を巡拝したのは、父の亡くなった年=1997年でした。この年は5月に父が行年89歳で逝き、妻と二人で7月と9月に88個所霊場を巡拝しました。
 このときは自家用車で、2週間ほどで、88個所を巡拝しましたが、いつの日か「歩き遍路」で88個所霊場をめぐりたいという気持ちがありました。自分が「歩き遍路さん」になることに憧れていたというか。
 88個所霊場のビデオテープを買いもとめ、何度も見ました。歩き遍路で88個所霊場をまわった人は、よく自分の体験を本に書きますが、そんな本を図書館で見かけると借りて読みました。
 2カ月近くかけて、ひたすら歩いて、四国遍路を歩いて達成した人はどこかちがってくる。何か大きなものを得る。俗な言い方をすれば悟りをひらいてえらくなる。
 まー、勝手にそう思っています。

 いままで何冊か読んだ「歩き遍路」の本で、一番印象に残っているのが、次の本です。
『私のお遍路日記』 …… 歩いて回る四国88ヵ所 …… 佐藤光代著 (2005年発行 西日本出版社)
 この本は10年以上まえに、三木の図書館で借りて読みました。30歳になった女性が、何かをもとめて歩き遍路を思い立った手記です。「これから歩き遍路で88ヵ所をまわろう」という人にはピッタリです。とても印象に残りました。ときどき思い出して、「また読んでみたい」と思いましたが、図書館で見つかりませんでした。ところ先日、この本が図書館にあるではありませんか。
「よし、この本・『私のお遍路日記』と88ヵ所ガイドブックと他の人の歩き遍路物語を、お寺順に平行して読んでみよう」 
 と思い立ち、他の2冊を借りました。
〇 『最新 四国88ヵ所遍路』  川崎洋一・著  朱鷺書房 (各お寺とコースのガイドブックです)
〇 『四国88ヵ所つなぎ遍路』  家田荘子・著  KKベストセラーズ 
 
 大志くんの夏休みはもうすぐ終わります。今年は早いです。で、明日帰ります。今日は、おじいちゃんおばあちゃんが買っておいた花火で、たのしみました。もうすぐ15歳ですが、おじいちゃんおばあちゃんおもいのいい孫です。

 
 
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