古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

『はぐれ長屋の用心棒』は面白かったです。

2020年08月06日 08時11分53秒 | 古希からの田舎暮らし
 鳥羽亮の時代小説『はぐれ長屋の用心棒』を一冊借りて読んだら面白かったので、今度は5冊借りて読みました。5冊目は昨日の夕方読みはじめたのですが、寝てからも気になって夜中に起きて読み、少し寝て明け方にまた起きて読み、今朝読みおわりました。
 もう一冊上田秀人の『億右筆秘帳』を読みはじめてみましたが、こちらは幕府や各藩の役職がいろいろ出てきます。役職の/上下関係/力関係/しきたり/などがややこしい。わかりにくい。途中でやめました。
 市井の、何の上下もない、長屋の庶民の話がいい。読むのに面倒がない。出てくる人が、人間として立ち上がり、親しみがあり、応援したくなる。
 そんな本を漁ることにします。
 
 読書のことでもう一つ。
 東条の図書館で『「文藝春秋」にみる昭和史』という本を借りています。
 中には昭和3年に「私が張作霖を殺した」と河本大作が書いた文もあります。女子オリンピック選手の人見絹枝が書いた「世界記録と私」(昭和4年)/「満州新国家の建設」大川周明(昭和6年)/「山本五十六一問一答録」山本五十六(昭和9年)/「中学英語全廃論」藤村作(昭和12年)/など、「ちょっと読んでみたくなる」題名の、著名人が書いた文章が集められています。
 で、読みはじめてみました。が、やめました。当時のことを研究するならいいけど、いま読んでもおもしろくありません。「歴史ってそんなもんだ」とあらためて思いました。
コメント
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