古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

外仕事をしたくなる日でした。

2021年12月15日 20時28分43秒 | 古希からの田舎暮らし
 午前中は〈たき火〉〈焼き芋〉をしました。火のお守りをしながら、落ち葉をかき集め、イスに寝て空を見あげました。

 白っぽい棒が上のほうに横に伸びています。これは物差しがわりに、ぼくが立てた竹です。10メートルあります。そばのクヌギ・コナラはメジャーの竹と比べると、おそらく20メートルはあるでしょう。葉っぱが全部落ちてしまいました。
 初冬の陽射しをあびて、青空をバックに樹樹の枝を見ていると、俗世と少し離れた気分になります。人の世のしがらみにどっぷりつかり、こころのあそびがなくなってしまったひとも、ここに来て、枝のひろがる空を見あげたらいいんだけどなー。

 午後は草刈りをしました。
 19日(日)は年末恒例の〈落ち葉掃除〉をします。街でいう〈団地清掃〉みたいなものです。その準備として溝にかかる笹や草を刈りました。バッテリー式の草刈り機は快調です。エンジン式の25,5センチ鋸刃でなく、23センチ鋸刃ですが、切れ味はわるくありません。少し残ったので明日また刈ります。
 
『小説に書けなかった自伝』(新田次郎・著/1970年発行・新潮社)を読みはじめました。古い本で、50歳のころ読んだ記憶があります(神戸・大倉山図書館で借りて)。久しぶりに読みながら「新田次郎の文章はわかりやすい。伝える力がつよい。内容がスーッと入ってくる」と感心します。スーッと入ってくる感じは、遠藤周作もそうです。少し味はちがいますが、松本清張もスーッと入る。
「伝える力がつよい」ことは、話すにしても書くにしても、いいですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする