古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

80代になったら気をつけること

2022年06月11日 20時52分27秒 | 古希からの田舎暮らし
〇 メモをするときは〈日時〉と〈機械名〉を書きとめる。
 ちょっと本棚を整理していたら、こんなメモが出てきました。

 なにか機械の操作を、忘れてもいいように書いたメモです。えーと、どんな機械/器具/のことか。しばらく思いめぐらしましたが、なにも思い浮かびません。こういうとき、80代の老人は、考えても考えても何も出てこない。
「なるべくくわしくメモすること」と反省しました。
〇 道具やモノを何の意識もなく置いてしまう。
 外仕事をするときはいろんな道具をつかいます。三角鍬/ツルハシ/レーキ(さらえ)/じょれん/などの農機具類、大工道具。その道具をつかいおわると、パッと置きます。その置く場所を意識しません。無意識にパッと置いてしまう。
 使った道具をもう一度つかうとき、「えーと、いまつかったノコギリはどこに置いたかなー」と思案します。しかし思い出すことはありません。「さっき、つかった。きっとある(当然です)」と自分の動線をたどります。しかしすぐには見つからない。「おかしいな。いまつかったんだからきっとある」と確信してまた見なおします。その〈見なおし〉ですが、老人は見なおすのがはやい。さーっと見なおして「やっぱりない。おかしいな」となりやすいです。老人は視野狭窄になっています。ちょっとはずれたところにあると、見落としてしまいます。こんなとき、どうしたらいいか。「ゆっくり見なおす」。そう心がけようと思います。
〇 思い立ってもパッと動かない。
 なにか思い立つと「いままでの長い人生で思っているスピード感」で動作しようと思います。しかし、体はパッと動かない。いまの筋肉/体力/で動けるスピードと自分のスピード感にズレがあります。これはなかなかむずかしいです。ぼくは、「こけたら、骨がおれて、寝たきりになる」と思うことにしています。ズボンをはくのも、靴下をはくのも、イスに腰をおろしてから。よろめいて、こけて、腰の骨を折ったら生涯〈寝たきり〉になる。いつも思うことにしています。
コメント
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