古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

第九巻に入りました。

2022年06月23日 11時18分04秒 | 古希からの田舎暮らし
 船戸与一が命をかけて書き上げた『満州国演義』第九巻に入りました。第八巻は最初に読んでいましたので、ざっと目をとおしました。サイパン島が陥落し、東条内閣が総辞職して(昭和19年7月)、本土空襲が本格化します。架空の登場人物たちにも昭和19年末から昭和20年8月にかけての「破滅にむかう空気」が迫り、目がはなせなくなりました。
 徹底した情報統制と「なにかモノにとりつかれたような空気」が日本全体をおおいます。
 どう考えてもあの空襲下で、国民が竹槍訓練をするのはおかしい。でも多くの国民が実際に訓練をした。
 満州ではあの時代の日本の空気を一歩引いてながめられるか。しかし開拓団の悲劇が待ち構えている。
 5月7日に第八巻を読みはじめてから48日、ようやく最後の巻にたどりつきました。

 6月7日に播いた大豆が、立派な苗になりました。植え替えるときです。去年のブログを見て、やり方を復習して、植え替えます。
 去年は25センチの千鳥植えで「二条植え」したと思ってブログを見ました。思いまちがいで30センチ千鳥植えでした。
 いまブログでチェックしたらこうなっていました。品種はいずれも「サチユタカ」です。
 2019年 20センチの二条植え  2020年 25センチの千鳥植え  2021年 30センチの千鳥植え
 毎年の「作付け面積」はほぼ同じです。そして収量も10キログラム前後です。
 となると、今年も「30センチ千鳥」にします。株間をひろくして、大豆に気持ちよく生長してほしい。
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