古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

マイカ線(ハウスバンド)を張りました。

2022年07月28日 23時46分49秒 | 古希からの田舎暮らし
 大豆や黒豆がぐんぐん生長して、横に枝を張るようになりました。葉っぱが大きくなり、枝が重みで「つけね」がさけてしまいます。鉄筋の杭を打ち込んであるので、マイカ線(ハウスバンド)を二段に張りました。

 腰をかがめて、しんどい作業でした。丹波篠山は黒豆の名産地ですが、ていねいにつくる方はこのようにマイカ線で囲います。我が家はそれを真似て、ずっとハウスバンドを張っています。下の畑で作っていたときは、竹の杭を140本も作って、畝の両側に打ち込んで、マイカ線を張っていました。それを考えると、いまはささやかな作業です。
 むかしは元気があったんやなあ。「むかし」といっても77歳のころだけど。
 
 
 
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「いいねえ、このイス」

2022年07月28日 23時01分18秒 | 古希からの田舎暮らし

 配達予定日の今日の朝、イスが届きました。若者が二人でやってきて、段ボール箱から取り出し、部屋に持ち込んで組み立ててくれました。ぴったりの〈すわり心地〉です。

「おじいちゃん、どうしてる?」 / 「あのイスでテレビ見てるよ」/「ちょっと呼んで。老人会のお客さん」 / 「はーい」 /
「なんか息してないみたい」 / 「あら、そう?」  …… で大往生。そういうドラマに〈申し分のないステージ〉ができました。
 めでたしめでたし。

 ところで、このイス、配達料が2000円・組立て料が2000円。「軽トラで取りに来て自分で組み立てる」とぼくは言いましたが、お店の方が「ちょっと手間ですし、段ボールのゴミも出るし、やりますよ」。道子さんが「お願いしましょ」。
「老いては〈若い店員〉や〈妻〉にしたがえ、か」と了承したのですが、今日見てたらバカみたいに簡単な作業。「おじいちゃま、無理しないで」と余計なお世話だ。なめられたもんだ。自分でやればよかった。反省しました。

 我が家の夏野菜は、菜園歴20年超の道子さんがつくります。前の畑とデッキ前の花壇でささやかに。年季が入っているので、有機のおいしい夏野菜がつぎつぎとれます。ところで今年はキュウリがとれてとれて。とれすぎです。

 ミニキュウリもふつうのキュウリも、毎日いっぱいとれます。お向かいの看護ステーションの方にもらってもらい、おとなりにももらってもらい、野菜を送った方もあるのですが、まだとれます。道子さんは「キュウちゃん漬け」をつくるのがうまい。切って、煮て、汁を捨ててまた煮て、また汁を捨ててまた煮て、 …… 手間をかけてつくります。今年はその「キュウちゃん漬け」を5回つくって、人にあげたり送ったりしました。みんな「おいしいね」といいます。まだキュウリがとれます。またつくるしかないか。ごくろうさま。

 夕方、畑の水やりをして、途中でひと休み。野外のイスに腰をおろしてヤレヤレ。東の空を見ると入道雲が。あの雲は高いだろうな。あのテッペンに行ってみたいな。

 
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