古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

『骨休め』が飛び入り

2018年03月12日 17時13分08秒 | 古希からの田舎暮らし
 ちょっとした〈お付合い〉で有馬温泉での「一泊骨休め」が飛び入りしました。おいしいものを食べて、温泉につかりました。
 といってもぼくは夜中に目が覚めます。図書館で借りてる半藤一利の『山本五十六』を読み、漢字パズルをして夜中をすごし、早朝に温泉に入りました。
 家に帰って、午後は竹藪の片づけをします。
 やっぱり家が一番いいです。

「午後は竹藪を片付けよう」と思ったのですがテレビを見て、パソコンに向かって、時間をつぶしてしまいました。やることはいっぱいあります。
 でも「仕事に追われている気持ち」にはならないように気をつけます。
 
 
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老人クラブの総会で新しくスタートします。

2018年03月11日 07時15分36秒 | 古希からの田舎暮らし
〈2017年度 ⇒ 2018年度〉とバトンタッチするうちの村の老人クラブ総会がありました。女性部長の道子さんも会計係のぼくも張り切ってお世話。無事に終わりホッとひと息です。

 会計報告やこれからの活動について話し合ったあと、会食・交流になり「おしゃべりタイム」。街の人の集りではなかなか見られない、うちとけた談笑の空気。人のつながりの太さを感じます。
 隔月ごとにささやかな「会食会」をして「健康体操/デイケアセンターのお話/認知症予防トレーニング/お互いの元気を確かめ合う/をしましょう」という方向になりました。素敵です。『ラフター・ヨガ』もみんなでできたらうれしいです。
 
 ところでこんな写真が出てきました。

 裏山です。我が家から8メートルほど向こうまで竹を伐り、木を植えた2009年の写真です。
 先のほうは暗い竹藪。何があるかわからない、未知の空間でした。里山風の、こころひろがる空間があるとは想像もしませんでした。
 数日前にアップした、木立の斜面の写真と見比べて、感無量です。
 こんな空間が隠れていたとは。
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『むーな村』は閉村しました。

2018年03月10日 04時09分46秒 | 古希からの田舎暮らし
 2000年にスタートした大豆畑トラストは完全におしまいに。ぼくらが退いたあと長くトラストの世話をした方が来られ、苦労話をききました。

 いまの〈田舎暮らし〉への出発点は1995~97年の篠山暮らしです。篠山にアパートを借りて2年間勤めました。田舎町の景色、音、空気、時間の速度。ぼくはそんな田舎で生まれ、育ちました。篠山暮らしが〈原点回帰〉のはじまりでした。
 そして「現在の田舎暮らし」へと力をこめて背中を押してくれたのは〈大豆畑トラスト〉『むーな村』での体験でした。
 道子さんは「この指とまれ!」と〈言い出し兵衛〉になって、2000年に大豆畑トラストを立ち上げました。60歳を過ぎたぼくは、生まれてはじめて、種を播き/苗を植え/クワや耕運機で耕し/草刈り機で土手の草を刈り/野菜を育て/芋掘りや大豆の脱穀で収穫し/といろんな体験をしました。
 みんなで借りた小屋で、棚や流し台をつけたり、補修したり。インパクトドライバーをはじめて扱い、パワーに感動しました。いまの大工仕事の原点です。
『むーな村』と名付けた我らの大豆畑トラストが、看板をおろして完全に閉村したのです。
 20年近く小屋の入口にかかげた看板の見納めです。

 お世話をされた方、かかわりをもたれた方々、ご苦労さまでした。
 私たちのいまのしあわせは、このトラストのお蔭です。ありがとうございます。
 
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龍神さまにお参りしなくっちゃ。

2018年03月09日 02時12分44秒 | 古希からの田舎暮らし
 どうも雨降りの調子がおかしい。
「そろそろ水やりをしなくては」と思ったら「降り過ぎ」だったりして。去年は「大将軍神社へのお参り」は毎月「皆勤しました」が、龍神参りは少なかった。
 この地は龍神さまと縁が深いようです。「蛇が池から隣り村の山に登った蛇が、龍になって天に昇った」という伝説のある地です。
 この地に移り住んだ頃、ある感知力のある方が訪ねてこられ「龍神さまにお参りするよう」助言されたこともあります。そのほうのお参りが手薄になっている気がします。
 今年になってお参りしたかなあ。イノシシ防御の柵ができてから、池に行きにくくなり、足も遠のいている気がします。生卵/塩/お酒/をもって、お参りをするように心掛けます。
 その筋の人に近い人にきくと、龍神の活性期になっているみたいだし。ちゃんとお参りの仕方をわきまえてお参りしなくっちゃ。
 ネットで検索してみると、なんとなく「それらしい」お参りの仕方も書いてあります。
 いまはパワーのある不動明王の真言「のうまくさんまんだ……」を唱えてお参りしていますが、龍神の真言らしいのも出ています。
 マジメな顔してこんなこと書いていますが、そのアソビみたいなホンキみたいなところが好きです。
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〈トム・ジーヤ〉の夢の跡

2018年03月08日 04時34分30秒 | 古希からの田舎暮らし
『トム・ソーヤの冒険』は子どもの頃ワクワクして読んだ本です。冒険心は年寄りになっても燃えカスがくすぶり、野山で秘密の小屋を作って遊んでみたい欲望があります。 
 トム・ソーヤならぬ「トム・ジーヤ」ということか。
 
 そんな「トム・ジーヤ夢の跡」の写真です。
 大雨の降った日、小やみになってから軽トラで〈美嚢川〉を見てまわり、川向いの山すそで撮りました。雑草や竹の茂るにまかせた小屋があります。どこかのトム・ジーヤが街からやってきて、作りかけた小屋です。
 作ったのは10年近く前です。ここ7,8年はほったらかしで、小屋の中に竹が生え、竹が倒れかかり、荒れたままです。
 
 人間のDNAの中には「野性的な遊び」の欲望がひそんでいます。でも子どもの遊びが成長するにつれて変わるように、トム・ジーヤもそんな遊びに飽きてしまいます。しかし「家のすぐ裏の山を里山風にする」ことをめざす山仕事は、なかなか飽きません。次々と欲が出て、きれいにしたくなります。
 1995年~1997年は篠山にアパートを借りて暮らしました。そのとき「訪れる」と「暮らす」は天と地ほど違うことを実感しました。あの「篠山暮らし」はいま思い出しても「ほんとによかった」。
 田舎の時間の流れ、空気、味わい。そんな空気にいまもつつまれて、しあわせです。
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春が来た春が来た。

2018年03月07日 03時01分54秒 | 古希からの田舎暮らし
 今年の冬は、裏山の竹や下生えを伐る仕事に精を出しました。下から見上げると、裏山が明るくなりました。

 竹藪におおわれた山の、幅50メートルほどのスペースですが、里山みたいになったのがうれしい。たき火場や花見デッキの向うに頂上が見えます。登りやすいように山道の階段を補修する仕事が残っていますが、これからぼちぼち。
 春が来ました。樹樹のつぼみがふくらんできました。いまにも咲きそうな「サンシュユ」のつぼみです。

 鹿児島紅梅/南高梅は咲きだした。ミモザはまだ蕾が固く、今年は遅れそうです。
 そうそう、きのうウグイスの鳴き声をききました。道子さんとぼくは「初鳴き」といってますが、ウグイスにしてみれば「もっとまえから鳴いてたのに」かも。「すんませんな、ウグイスさん」。
 
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とどろき荘の温泉はそのまんま。

2018年03月06日 00時55分12秒 | 古希からの田舎暮らし
 大雨が降ったので外仕事ができません。だったら家の中を片付ければいい。しかし、気持ちがそちらに向いてないときは「片付ける気」になりません。若いときは(といっても60歳くらいまで)、「勤めに行く気にならんから行かん」はなかったのに、年を取るにつれて「気の向かんときは体が動かん」ようになります。
 夕方「とどろき温泉」に行きました。前庭の駐車場が広くなり、すぐ建物に入れます。
「温泉はどうリニューアルされたか」。何も変わっていません。男湯のほうは茶色っぽかった源泉が透明になっています。(一週間おきに男女交代だったときは、女=透明/男=茶色でした)
 入浴後は食堂=『成山』で食事をしました。店は新しくなりましたが味はまえといっしょでおいしい。よくあったまり、身も心もほっこりしました。
 また「とどろき荘のたのしみ」がもどってきました。
 道子さんが「夜道の運転は避けてほしいから、明るいうちに帰れるようにしよう」といいます。田舎道を10分ほど。行き交う車もあまりない。
 でも大事な心掛けです。
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「スマホがウイルスに感染しています」と出て、大あわて!

2018年03月05日 01時25分32秒 | 古希からの田舎暮らし
 昼寝から起きてスマホを開いたら、赤いバックに黒文字で「あなたのスマホがウイルスに感染しています。対処方法 ⇒ …… 」と出てるではありませんか。
 エッ?! えらいこっちゃ!
「ウイルスに感染したらデータが消える」とか、操作がどうなるとか、「オドシ」がいっぱい書いてある。すぐになんとかしたいけど、どうしたらええかわからん。買った店に行って、相談してみよう。
 しばらく待って順番が来て、若い女性が答えてくれました。
「ウイルスに感染したら、電話もメールもできなくなります。そういうことが起きてきないので、この警告メールを消して、今までと同じように使えます」だって。
 ほんなら、これは「ニセのおどしメール」か。
 オレがスマホのことを知らんと思って、年寄りをだますメールを打ってきたんか。「オレオレ詐欺」みたいなもんや。世の中には「悪い奴」がおるな。
 で、一件落着しました。
 帰ってニュースを見たら、三木のあの店の近くで火事があって、燃えてます。ぼくらが帰ったすぐあとだったようです。あそこは家が混んでるところだし、大変だ。
「スマホ ⇒ ガラ携再復帰 という年寄りがおりますか?」ときいたら「ええ、まあ …… 」だって。やっぱりおるんや。
 でも世の中は「スマホへ、スマホへ」と草木もなびいてるし、あまり逆らわんほうがええか。
 もうちょっと思案します。
 
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裏山の「斜面の片付け」は手間と時間がかかります。

2018年03月04日 02時59分04秒 | 古希からの田舎暮らし
 裏山の「里山化」には手間と時間がかかります。
「まず畑仕事をしてそれから山仕事にかかろう」と思っていました。
 しかし裏山の片付けをやりはじめてみると、中断なんかできるものではありません。

 9年前竹を伐り、枝を払い、突っ込んでおいた。その竹が1メートル以上積み重なって、腐りかかってる。だが土になるにはまだ時間がかかる。
 その竹を掻き出して、燃えるものは燃やして、斜面をきれいにする。
「と」いう仕事をやりはじめました。いまやめてしまうと、また細い竹や笹が生え、低い木が生え「もとの繁み」になってしまいます。
 3日前からやりはじめた仕事を、ここでやめるわけにいかない。
 あと数日かかりそうです。畑も土手の草が伸びて、足場点検がやりにくくなる。
 あったかくなってきたのはうれしいけど、忙しくなりそうです。
 元気なことに感謝します。 
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母は桜餅を食べていました。

2018年03月03日 01時58分54秒 | 古希からの田舎暮らし
 一週間ぶりに母の顔をを見に行きました。施設にはお雛さまが飾ってあり、おやつは桜餅でした。ちょうど皆さんが食べているところに行き合わせるかたちになり、道子さんとぼくにも桜餅とお茶を出していただきました。
 桜餅はもち米を使わないで、ふつうのごはんでつくったそうです。喉につめないように配慮して。いつもよくしてくださるので頭がさがります。
 午前中は裏山で伐った竹を燃やしたり片づけたりしましたが、3月になり畑の仕事が待っています。いつまでも「裏山にかまけている」わけにはいきません。3日で裏山の片付けは一区切りつけます。
 畑仕事は、まず土手の「草刈り足場」を点検します。木の杭を打ち込んで補強する必要があります。
 
 
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とどろき荘リニューアル・オープン!

2018年03月02日 02時41分36秒 | 古希からの田舎暮らし
 二人とも歯医者さんに診てもらい、お昼は蕎麦屋・稜庵でいただきました。道子さんはかけ蕎麦。ぼくは天麩羅と蕎麦。いつものことですが天麩羅がうまい。かけ蕎麦のおつゆは飲んでしまうので腹いっぱい。変らぬ味がうれしい。
 でも次はやっぱりざる蕎麦にします。

 そうだ。3月1日は「とどろき荘」がリニューアル・オープンする日です。渡瀬バイパスから東条町をまわって帰ることにしました。去年の7月から2月まで7ヵ月かけて耐震工事をしたのです。

 玄関の写真です。建物を減築したので玄関前が広くなり、20台くらい駐車できます。食堂は左に移動しています。きのうは満員でしたが、味は安定しておいしかったのでまた寄ります。カウンター席でお寿司を食べるのもいいな。
 中は下駄箱も同じだし、あまり変わっていません。調子のおかしかった血圧計は新しくなっていました。温泉はどんなふうに変っているでしょうか。今度来るときの<おたのしみ>にします。

 昼からは裏山の左側を片付けました。伐った竹を横に突っ込むといっても、竹藪が結構満員なので燃やすことにしました。片付けはあと2日かかるかな。
 
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映画『空海』を見たけれど …… 。

2018年03月01日 00時04分42秒 | 古希からの田舎暮らし
 裏山の斜面を片付けた写真です。

 右の斜面がこんなにスッキリしたのは2010年以来、8年ぶりのことです。左の斜面は傾斜がきつくて、きれいに片付けられません。これから伐り倒した竹を横の竹藪に突っ込みます。
 さて山仕事を頑張ったので休養しました。ネスタ神戸の『延羽の湯』に入るつもりでしたが、気が変って映画を観ることにしました。
 先日新聞の見開き2ページ分の大広告を見て、「ほー、空海を映画でやるのか。観てもいいな」と思いました。「美嚢郡33個所霊場巡りをしよう」と考えてるところだし、田舎はどこも「お大師さん信仰」が厚くて、どの村にも大師堂があるし。
 でも映画の題名を見ただけで、広告の説明は読まず、空海の伝記映画とばかり思い込んでいました。
 さて、映画がはじまるとなんだか様子がおかしい。なんだこれは。おもしろくない。わけがわからん。ついていけない。ぼくには無理な映画でした。映画は、ちゃんと解説を読んでから見るものだ。
 反省しました。
 ところで3月1日。長らく(去年6月から)休業していた「とどろき荘」がリニューアル・オープンします。温泉がどんなふうにリニューアルされたか。はじめは混むでしょうから、10日過ぎに行くつもりです。たのしみです。
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