104つの奇跡

見えてるのかな、これ?

大金星

2018年06月20日 10時17分53秒 | Weblog
香川&大迫弾でGL突破へ最高のスタート!日本代表、コロンビア撃破で南米勢に初勝利/W杯グループH第1節


 さてさて、昨日のロシアW杯の日本―コロンビア戦。朝からニュースでも新聞でも流れてますが、2-1で日本の勝利。いや~、惨敗予想はしていませんが、まさか勝つとは。引き分けにはなる力はありますからね。


 まずは何は無くとも序盤の一発レッド。退場になったのは運もあるかと思いますが、その状況を作ったのは実力でしょう。明らかにハンドですし、あれを見逃したらこれから先の試合でもあれ以下のファウルはイエローで済むことになりますからね。審判のナイス判断だと思います。それよりも、大迫へのロングパスが通ったのが香川のPKまで繋がりましたからね。あのプレイで流れがグッと来たと思います。


 対して10人になったコロンビアはとりあえず早い時間に同点にしようとガツガツ来ていたかな。クアドラード&キンテーロからのファルカオは脅威でした。ただ、そんな矢先のクアドラードの交代はどうだったんだろう? もっと行けていたはずだと思いますが。あとは、酒井宏樹と原口がいい仕事をしていたなと言う印象。


 このままリードして前半終了かなと思っていた矢先、そんなに甘いもんではありませんでした。ペナルティエリアちょい手前からのコロンビアのFK。上手いこと下を狙ってのゴール。セーブできなかった川島が叩かれていますが、難しいと思うよ、アレは。長谷部のファルカオへのファウルで得たFKですが、その状況を作ってしまったのが失点の原因でしょうね。


 このまま1-1で引き分けか、もしくは逆転も考えていたのですが、後半14分にハメス・ロドリゲスが出てきた時点で負けは無いと確信。事前に報道されていたように動きが全然ダメでしたね。他の選手が出てきたら、脅威となったでしょうが、実質11人対9人みたいなもんでしたから。日本も後半に入ってから動きが復活して、追加点の様子もありました。


 香川の代わりに本田が入り、しばらくしてからの追加点。厳しい意見ですが、本田の見せ場はあれだけでした。他の場面ではロストも多いし、中途半端なパスも目立ちました。逆に大迫はよく合わせたなと言う印象。「大迫、半端ないって」が今でも息づいているのが興味深い。10年近く前じゃないかしら。今では日清にネタにされてますけど。


 それよりも、コロンビアの交代選手ですよ。バリオスもハメスも何したかと言うとイエローをもらっただけ。ぺケルマンらしからぬ采配ミスと言っても過言ではないでしょう。これ以降の結果次第ですが、コロンビア代表を日本で受け入れる準備をしといた方が良いかもしれませんね。どうせなら帰化して、日本代表になってもらっても。エスコバルの悲劇・・・。


 色々と手のひら返しがスゴイのと、未だに「まぐれ」とか「相手が10人だったから」とかまるで日本が負けて欲しいかのようなコメントもありますが、日本人なら素直にこの勝利を喜んだ方が良いかなと思います。ってゆ~か、その方が幸せですし、快挙は素直にほめるべきかなと。退場もPKも選手起用もコロンビアが自滅しただけですから。ベッケンバウアーの名言が全てだと思います。「強い者が勝つのではない、勝った者が強いのだ」。



 あと2試合、次の対戦相手のセネガルもポーランドを下して勢いに乗っています。奇しくも、1勝同士&1敗同士の対戦になりますので、ここがある意味正念場かもしれません。コロンビア戦は日本代表がメンバーも固まっていない状態だったので、対戦国もデータが少なかったと思いますが、次はしっかりと研究されると思います。ただ、昨日のような戦い方が出来れば決して負けない相手ではないと思うので、しっかりと試合に集中してもらいたいと思います。