アルゼンチンが奇跡の逆転GL突破!終盤の勝ち越し弾で4大会連続決勝Tへ/W杯グループD第3節
昨夜はフランス―デンマーク、オージー―ペルーに続き、ナイジェリア―アルゼンチン、クロアチア―アイスランドと言う4試合が行われました。結果はいろんな所で言われていますが、フランスとデンマークがC組勝ち抜け、クロアチアは横綱相撲で3連勝、そしてアルゼンチンがグループ最下位からの逆転で2位通過となりました。
まず、フランス―デンマーク。今大会初のスコアレスドローになりましたけど、それ以上に塩試合と言う表現がしっくり来る内容でした。最初こそデンマークも勝ちに行こうとしてましたけど、フランスも何とか凌ぐって形でした。ただ、ペルーがオージーに対してリードしている後半戦には最早ドロー狙いが見え見え。どうせドローにするなら1-1とかの方がまだ見応えがあるのですが、それも無し。フランスは好きなんですが、この試合ばかりはお金払って観に来てくれているお客さんに対して失礼とまで思いましたね。
対してオージー―ペルーはこちらもなんだか消化不良。既に敗退が決まっているペルーと、勝てば進出の可能性があるオージー。オージーが最初から飛ばしていくかと思いきや、攻勢だったのはペルー。南米らしさを出していたかなと思います。オージーは戦前に不安視されていた得点力の無さが露呈。なんせ、2得点ともPKですからね。結局、アジア勢らしく南米にやられて終戦。
ってな感じでC組の2試合は波乱もなく、勝ち抜け同士は示し合わせたかのようにドローになるって感じで正直詰まらない試合でした。戦い方としては間違っていないんですけど、興行的にはどうなのかなと思います。フランスはこれまでと6人も代えていましたしね。でも、ヒドイ。
そして3時枠のナイジェリア―アルゼンチン、クロアチア―アイスランド。こちらも片方の動向が他会場に影響しまくると言う戦前から面白さが滲み出ているカード。以下のような
・クロアチア:一人だけ安全
・ナイジェリア:引き分け以上
・アイスランド:勝利して、さらにナイジェリアが負けた上で得失点勝負
・アルゼンチン:勝利して、アイスランドが負ける
2位通過の枠がどこに転んでもおかしくない状況でした。
まず口火を切ったのはアルゼンチン。メッシのゴールで前半の早いうちに先制。これまでとは違って、ディマリアやイグアインとの3トップを形成したのが吉と出たか、非常にアルゼンチンペースだったと思います。対してナイジェリアはこれまでW杯でアルゼンチンに4連敗中と言う非常によろしくないジンクスが。どうしても前半は後手後手に回っているように見えました。
そしてクロアチアとアイスランドは早速バイキング・クラップで扇動したアイスランドがいい動きをしていたと思います。ただ、やはりクロアチアは試合巧者、フィニッシュはさせないと言った感じでしたね。9人も代えてきたとは思えない動きでした。これは固いわ。ただ、アイスランドも欧州予選ではクロアチアに勝っていると言うデータもあり、気が抜けない状況(それまでは1度も勝ってなかったけど)。
0-0で何とか粘っていたアイスランドですが、アルゼンチンがリードしたと言う情報が裏目に出たのか、後半開始直後に失点。これでアルゼンチンとしてはかなり楽になったと思われたのですが、同じぐらいの時刻にナイジェリアにPKを決められると言う失態。ちょうどアイスランドの試合にチャンネルを変えていて、戻ってきたらドローにされてました。アルゼンチンには痛すぎる失点。前半の内に追加点を取っておかないから・・・。
ここからのナイジェリアは強かった。前半押し込まれていたのがウソのようにアルゼンチン陣内に襲い掛かり、パスはカットしまくる。逆にアルゼンチンは連係が悪すぎると言う流れが一気に変わった感じでした。そこに逆風が吹くかのようなアイスランドの同点PK。アルゼンチンは崩せないのでPA内でファウルをもらいに行っていたようにも見えました。
このままアルゼンチンが最下位で敗退かと思われたのですが、後半終了間際のロホのボレーが決まり、一気に逆転。その直後にもう片方ではクロアチアが追加点を決めるなど最後の最後にアルゼンチンに流れが来ました。そのままどちらも2-1で試合終了。最後まで目が離せない試合だったことは間違いありません。23時枠が塩試合だっただけに余計に良いモノが見れたなと思いました。
これで決勝Tではフランス―アルゼンチン、クロアチア―デンマークが決定。フランスの山には多分ブラジルが入ってくるでしょうし、もしかするとドイツがいるかもしれません。あと、イングランドかベルギーも確定。対してスペインの山が欧州ばかりで一見楽そうに見えますが、今大会の試合巧者が続々と来ているので、もしかするとこっちの方が難しいかも。日本は2位通過でフランスの山、1位通過ならスペインの山になります。
今夜もドイツの動向とブラジルが何位で通過するかが気になるところです。互いに1位通過なら山がバラけて面白いのですが、メキシコが2連勝しているだけにドイツが2位になりそうな感じです。ただ、韓国相手に大勝利を収めて、スウェーデンがメキシコを潰すと1位も狙えますが。逆にブラジルはセルビア相手に引き分け以上ですが、スイスがコスタリカに大量得点で勝てば2位になります。決勝Tの組み合わせも含めて、こちらも混戦です。
昨夜はフランス―デンマーク、オージー―ペルーに続き、ナイジェリア―アルゼンチン、クロアチア―アイスランドと言う4試合が行われました。結果はいろんな所で言われていますが、フランスとデンマークがC組勝ち抜け、クロアチアは横綱相撲で3連勝、そしてアルゼンチンがグループ最下位からの逆転で2位通過となりました。
まず、フランス―デンマーク。今大会初のスコアレスドローになりましたけど、それ以上に塩試合と言う表現がしっくり来る内容でした。最初こそデンマークも勝ちに行こうとしてましたけど、フランスも何とか凌ぐって形でした。ただ、ペルーがオージーに対してリードしている後半戦には最早ドロー狙いが見え見え。どうせドローにするなら1-1とかの方がまだ見応えがあるのですが、それも無し。フランスは好きなんですが、この試合ばかりはお金払って観に来てくれているお客さんに対して失礼とまで思いましたね。
対してオージー―ペルーはこちらもなんだか消化不良。既に敗退が決まっているペルーと、勝てば進出の可能性があるオージー。オージーが最初から飛ばしていくかと思いきや、攻勢だったのはペルー。南米らしさを出していたかなと思います。オージーは戦前に不安視されていた得点力の無さが露呈。なんせ、2得点ともPKですからね。結局、アジア勢らしく南米にやられて終戦。
ってな感じでC組の2試合は波乱もなく、勝ち抜け同士は示し合わせたかのようにドローになるって感じで正直詰まらない試合でした。戦い方としては間違っていないんですけど、興行的にはどうなのかなと思います。フランスはこれまでと6人も代えていましたしね。でも、ヒドイ。
そして3時枠のナイジェリア―アルゼンチン、クロアチア―アイスランド。こちらも片方の動向が他会場に影響しまくると言う戦前から面白さが滲み出ているカード。以下のような
・クロアチア:一人だけ安全
・ナイジェリア:引き分け以上
・アイスランド:勝利して、さらにナイジェリアが負けた上で得失点勝負
・アルゼンチン:勝利して、アイスランドが負ける
2位通過の枠がどこに転んでもおかしくない状況でした。
まず口火を切ったのはアルゼンチン。メッシのゴールで前半の早いうちに先制。これまでとは違って、ディマリアやイグアインとの3トップを形成したのが吉と出たか、非常にアルゼンチンペースだったと思います。対してナイジェリアはこれまでW杯でアルゼンチンに4連敗中と言う非常によろしくないジンクスが。どうしても前半は後手後手に回っているように見えました。
そしてクロアチアとアイスランドは早速バイキング・クラップで扇動したアイスランドがいい動きをしていたと思います。ただ、やはりクロアチアは試合巧者、フィニッシュはさせないと言った感じでしたね。9人も代えてきたとは思えない動きでした。これは固いわ。ただ、アイスランドも欧州予選ではクロアチアに勝っていると言うデータもあり、気が抜けない状況(それまでは1度も勝ってなかったけど)。
0-0で何とか粘っていたアイスランドですが、アルゼンチンがリードしたと言う情報が裏目に出たのか、後半開始直後に失点。これでアルゼンチンとしてはかなり楽になったと思われたのですが、同じぐらいの時刻にナイジェリアにPKを決められると言う失態。ちょうどアイスランドの試合にチャンネルを変えていて、戻ってきたらドローにされてました。アルゼンチンには痛すぎる失点。前半の内に追加点を取っておかないから・・・。
ここからのナイジェリアは強かった。前半押し込まれていたのがウソのようにアルゼンチン陣内に襲い掛かり、パスはカットしまくる。逆にアルゼンチンは連係が悪すぎると言う流れが一気に変わった感じでした。そこに逆風が吹くかのようなアイスランドの同点PK。アルゼンチンは崩せないのでPA内でファウルをもらいに行っていたようにも見えました。
このままアルゼンチンが最下位で敗退かと思われたのですが、後半終了間際のロホのボレーが決まり、一気に逆転。その直後にもう片方ではクロアチアが追加点を決めるなど最後の最後にアルゼンチンに流れが来ました。そのままどちらも2-1で試合終了。最後まで目が離せない試合だったことは間違いありません。23時枠が塩試合だっただけに余計に良いモノが見れたなと思いました。
これで決勝Tではフランス―アルゼンチン、クロアチア―デンマークが決定。フランスの山には多分ブラジルが入ってくるでしょうし、もしかするとドイツがいるかもしれません。あと、イングランドかベルギーも確定。対してスペインの山が欧州ばかりで一見楽そうに見えますが、今大会の試合巧者が続々と来ているので、もしかするとこっちの方が難しいかも。日本は2位通過でフランスの山、1位通過ならスペインの山になります。
今夜もドイツの動向とブラジルが何位で通過するかが気になるところです。互いに1位通過なら山がバラけて面白いのですが、メキシコが2連勝しているだけにドイツが2位になりそうな感じです。ただ、韓国相手に大勝利を収めて、スウェーデンがメキシコを潰すと1位も狙えますが。逆にブラジルはセルビア相手に引き分け以上ですが、スイスがコスタリカに大量得点で勝てば2位になります。決勝Tの組み合わせも含めて、こちらも混戦です。