かなり前に買ってちょこっと聴いたきり、ほったらかしにしていたCDです。
「死者のためのミサ曲」って訳すんでしょうか。

CDのジャケットには、
『Plain-chant et Faux-bourdons du XIXème siècle』(Cambrai,1840)
とあります。
どうやら「4声のための19世紀の単声音楽とフォー・ブルドン」
というようなもののようです。
『Cambrai』は「カンブレ写本(カンブリア写本)」のことのようです。
つまるところ、どういうことかよくわからないのですが、
「カンブレ写本」に基づく「グレゴリオ聖歌」の演奏(歌唱)と理解しました。
最近、菊池成孔さんの本を再読したり、
マイルス・デイヴィスのCD(特に『Kind of Blue』以降)ばかり聴いて
旋法(モード)のことなどを考えたりしていたので、
バッハ大先生以前(という言い方は不正確ですが)の
長調短調ではない曲を聴きたいと思って、改めて聴き直しました。
(というかほとんど初聴)
第1曲「De Profundis」から、割り切れなさ全開?です。
不協和音なのかどうかもよくわかりませんが、
なんとも微妙な(どっちつかずの)響きに、背骨がぞくぞくします。
そんな中、第8曲「Séquence」でいきなり「怒りの日」の旋律がでてきて
びっくりしました。
様々な作曲家の作品に引用されている「怒りの日」の旋律。
有名なのは、ラフマニノフ「パガニーニの主題による狂詩曲」や
ベルリオーズ「幻想交響曲」などでしょうか。
(一番好きなのはイザイ「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番」です)
いずれにしても、とても印象に残る旋律です。
原曲がグレゴリオ聖歌だということは知っていましたが、
初めて聴いたのでちょっと感動です。
「死者のためのミサ曲」って訳すんでしょうか。

CDのジャケットには、
『Plain-chant et Faux-bourdons du XIXème siècle』(Cambrai,1840)
とあります。
どうやら「4声のための19世紀の単声音楽とフォー・ブルドン」
というようなもののようです。
『Cambrai』は「カンブレ写本(カンブリア写本)」のことのようです。
つまるところ、どういうことかよくわからないのですが、
「カンブレ写本」に基づく「グレゴリオ聖歌」の演奏(歌唱)と理解しました。
最近、菊池成孔さんの本を再読したり、
マイルス・デイヴィスのCD(特に『Kind of Blue』以降)ばかり聴いて
旋法(モード)のことなどを考えたりしていたので、
バッハ大先生以前(という言い方は不正確ですが)の
長調短調ではない曲を聴きたいと思って、改めて聴き直しました。
(というかほとんど初聴)
第1曲「De Profundis」から、割り切れなさ全開?です。
不協和音なのかどうかもよくわかりませんが、
なんとも微妙な(どっちつかずの)響きに、背骨がぞくぞくします。
そんな中、第8曲「Séquence」でいきなり「怒りの日」の旋律がでてきて
びっくりしました。
様々な作曲家の作品に引用されている「怒りの日」の旋律。
有名なのは、ラフマニノフ「パガニーニの主題による狂詩曲」や
ベルリオーズ「幻想交響曲」などでしょうか。
(一番好きなのはイザイ「無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番」です)
いずれにしても、とても印象に残る旋律です。
原曲がグレゴリオ聖歌だということは知っていましたが、
初めて聴いたのでちょっと感動です。