ベートーヴェンの交響曲第3番変ホ長調『英雄』を聴きました。
2月17日のエントリーで書きましたが、
『英雄』は音楽史に燦然と輝く傑作でありながら、苦手な曲です。
今回の演奏は今までで一番楽しめましたし、
「いい曲だなあ」と(少し)感じました。
指揮がブロムシュテット氏だったので、
実は「もしかしたら」という予感というか期待がありました。
ブロムシュテット氏の指揮には思い出があります。
N響の定期公演に行くようになって、もう十数年になりますが、
会員になって1年くらいたった頃でしょうか。
氏の指揮でベートーヴェンの交響曲第7番を聴きました。
元々大好きな曲ですが、最初の和音が鳴らされてすぐ、
「ああ、いい演奏だなあ」と思いました。
有名な第2楽章も改めていい曲だなあと感じました。
幸福感に包まれながら聴いていましたが、
第4楽章途中で突然、涙が出てきました。
クラシック音楽の演奏会で涙が出てきたのは初めてのことで、
ちょっと狼狽?しました。
「もうすぐこの素晴らしい演奏が終わってしまう」という
気持ちだったのでしょうか。
それとも「曲の美しさ」に心を揺さぶられたのでしょうか。
取り立てて個性的な演奏ではなかった思いますし、
斬新な解釈があったわけでもないと思います。
むしろオーソドックスな、でもとても丁寧な演奏でした。
それ以来、氏の生演奏を聴くことは、自分にとって特別なこととなりました。
今回もブロムシュテット氏に『英雄』の面白さを教えてもらった気がします。
2月17日のエントリーで書きましたが、
『英雄』は音楽史に燦然と輝く傑作でありながら、苦手な曲です。
今回の演奏は今までで一番楽しめましたし、
「いい曲だなあ」と(少し)感じました。
指揮がブロムシュテット氏だったので、
実は「もしかしたら」という予感というか期待がありました。
ブロムシュテット氏の指揮には思い出があります。
N響の定期公演に行くようになって、もう十数年になりますが、
会員になって1年くらいたった頃でしょうか。
氏の指揮でベートーヴェンの交響曲第7番を聴きました。
元々大好きな曲ですが、最初の和音が鳴らされてすぐ、
「ああ、いい演奏だなあ」と思いました。
有名な第2楽章も改めていい曲だなあと感じました。
幸福感に包まれながら聴いていましたが、
第4楽章途中で突然、涙が出てきました。
クラシック音楽の演奏会で涙が出てきたのは初めてのことで、
ちょっと狼狽?しました。
「もうすぐこの素晴らしい演奏が終わってしまう」という
気持ちだったのでしょうか。
それとも「曲の美しさ」に心を揺さぶられたのでしょうか。
取り立てて個性的な演奏ではなかった思いますし、
斬新な解釈があったわけでもないと思います。
むしろオーソドックスな、でもとても丁寧な演奏でした。
それ以来、氏の生演奏を聴くことは、自分にとって特別なこととなりました。
今回もブロムシュテット氏に『英雄』の面白さを教えてもらった気がします。