老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

春には春の花が咲く

2023-04-03 18:47:20 | 老いの光影 第10章 老いの旅人たち
1929 春に春の花が咲く



天台宗 最勝寺の庭園に
紅葉の樹に紅葉の花が咲いていた
初めて見た
本当に小さくて可愛い花だつた

義父35日

2023-04-03 05:00:57 | 老いの光影 第10章 老いの旅人たち
1928 義父35日


過ぎてしまった時間(こと)は早い
今日は義父の35日
腰痛圧迫骨折が引き金となり寝たきりになった
最後は自宅で妻嬢二人に囲まれ
息を引き取る数分まで言葉を交わしていた

居た人が居なくなる
傍にいない
仏壇に置いてある遺影に話しかけることしかない

老いにある自分にとり
喪失は辛くわが身を重ねてしまう

老いの迎え方
老いの感じ方
老いの生き方
死に方
ふと、思ってしまった