老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

止まった記憶

2020-09-14 06:21:52 | 老いびとの聲


1675 止まった記憶

今日は月曜日なので
自治医科大学附属病院感染症科外来受診の日
今日はwifeの実家から病院に行くので
6時30分に家を出る。

話は変わり
深夜に眼が覚め眠りに入れず
枕元にあった窪美澄さんの『すみなれたからだで』(河出文庫)を読みはじめた。
3時過ぎ再び眠りにつき
4時半頃 beagle genki に起こされた。

またまた話は変わり
自分の父親は43歳の若さで病死した
自分は17歳であった。
いま自分は老いの容姿になったが
老いた父の顔を思い浮かべることはできない

父の顔は43歳で止まったままである
死んだ以降の記憶はイメージすることができない


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