老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)

2024-02-09 19:21:42 | 老いびとの聲
2029 薬剤師に聞いてみよう、気軽に
脚(足)がつるときに効く漢方薬68

「お婆ちゃん」と「婆ちゃん」 
言葉の響きを聞くと「婆ちゃん」の方がいいかな。
言葉の頭に「お」をつければいいといものでもない。
「お婆ちゃん」よりは「婆ちゃん」の方が若い印象を受けるような気がする。


本ブログで「婆ちゃん」と呼ぶこと(書くこと)にする。

今日は、90歳になる婆ちゃんの通院等乗降介助を行った。
自宅から9分程度の走行で整形外科クリニックに到着。
杖をつきながらどうにか歩けるのだが、ふらつきがあり転ぶ危険性もある。
婆ちゃんの左手を握り、一緒に歩く(婆ちゃんは手を握ってもらうのを楽しみにしている)。

椅子に座り、靴を脱ぎスリッパを履いた方が楽で安楽に行える。

60分余り待たされ(予約11番目だった)、順番がきたので診察室に入った。
通院等乗降介助のときは診察室まで同行し、医師の説明を聞く。
(認知症老人の場合は、自宅での様子や体調について、本人に代わり医師に伝える)。
腰に4ヵ所の注射、両膝にヒアルロン酸注射をする。
今日は両膝にした注射針が痛かったようであった。

会計が済みクリニックの隣にある薬局に立ち寄る。
男性の薬剤師が内服薬、湿布薬を本人のところまで持ってきてくれる。
「寝ているとき脚がつってしまい、痛い。寝るときに”漢方薬68”を飲んでいるのだが・・・・」
「漢方薬68 ”芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)”の効果は3時間で切れてしまう」
「脚がつったときに漢方薬68を飲んだ方がいいですよ。寝るときに枕元に水と漢方薬68を置いておくといいかな」

躰(体)の調子や薬のことで何でもよいから聞きたいと思ったことは薬剤師に尋ねることが大切です。
診察室で医師に薬のことを聞くのはチョッと気が引けたり、また待っている他の患者のことを気にします。

薬剤師に尋ねて丁寧にわかりやすく説明してくれる薬剤師を持つとよいですね。
ただ薬手帳に薬のシールを貼り渡すだけでは、もったいない。
薬の効果と副作用を知ること、そう言ってもたくさんある薬のなかで、副作用を覚えることは大変。

医師から言われたこと、体調のことなど
薬剤師に話すことで、体、病気と薬の関係について話してくれます。

婆ちゃんは、「漢方薬は飲みにくいのを我慢して飲むから、効かないのでは困っちゃう」、
と車中 笑いながら話しかけてきた。

こうして「脚をつってしまう」、と話ができる婆ちゃんはいいですよね。


本ブログ 「2003 (誕生日を迎えると)今年91歳になる。長生きしたな・・・・」参照。

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