老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

16;口から食べると元気になる1

2017-04-15 05:54:03 | 老いの光影
写真ー画像は癒し、夢、楽しさがあります。
いまは掲載できず、文字だけになりますが、お許し下さい。

週5日、デイサービスをご利用されている和田アキさん。
今日も37.3℃の熱発がある。
37.0℃を越えると、普通のデイサービスは家族に📞を入れ
自宅帰還🏠となる。
桜🌸デイサービスは普通ではないのか?
要介護老人を抱えている家族は、
それぞれの事情と問題が内包している。
微熱があっても家に帰らせても
長男、次女は水分や食事を摂らせることができない。
能力的にはあるのだが、実母の介護をする気持ちが皆無に近い。
和田家は5人と1匹のワンチャン家族。
この家族の働き手は長男嫁であり、
夫はうつ病、夫の妹は統合失調症で家にいる。
義母はアキさん、認知症が重く、
歩くこともままならず、身の回りは全て全介助にある。
チョッと前の出来事や話した内容も
泡の如く消えている。要介護5の認定にある。
長男嫁の母親は3年前から同居。
腰痛、膝関節痛 のため調理が出来なくなったことから
呼び寄せた。室内はどうにか杖で歩けている。要介護2。
ヘルパーをしている長男嫁恵子さんには、頭が下がる。
これだけ病人や要介護老人を抱えると
母を連れて家を出てもおかしくはない。
桜🌸デイサービスの責任者から
微熱が続き下がっていないのは
どこかに異常があるからっではないか。
再三受診をすすめた。
ようやく重い腰を上げ、
南陸奥総合病院総合診療科にかかる。
諸々の検査結果が出て、異常なしであった。
原因不明の熱と言われ、1か月後に再受診となった。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿