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銚子の海
歌を忘れたカナリア
歌を忘れたカナリア
もう人間様から可愛がってもらえず
籠から出されるのであろうか
言葉を忘れた老人
数え切れないほど記憶のピースが抜け落ち
住み慣れた家で暮らし続けることができるであろうか
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/kaeru_alone.gif)
歌を忘れてもカナリアは、いつまでも可愛が
ってもらいたい。犬が大きくなり「可愛らし
さ」が失われると、人間は飽きてしまい、見
捨てしまう。犬と猫を合わせると、日本だけ
で年間5万頭が殺処分されている。犬も猫も
家族であり命を持っている。
言葉を忘れるのは認知症老人だけでなく、ひ
とりで暮らしている老人にも起こりやすい。
ひとり暮らしの85歳の老女を訪問したとき、
「話す人もいない。テレビを観ても、声は聞
こえるけれども話すことはできない。話さな
いでいると、なんだか言葉を忘れていくよう
な気がする。」、と寂し気に話してくれた。
認知症老人は、いま話したことを忘れ、忘れ
たことも「忘れて」しまう。忘れてもよいか
ら、認知症老人に身振り手振りも使い、感情
を込め言葉をかけてゆくことが大切。自分を
気にかけてくれる、心配してくれる、という
感情は認知症老人にも伝わる。
忌まわしい過去、思い出したくない過去など
忘れることができたらこころがもっと軽くな
るのだが、認知症になっても忘れずにいるの
だろうか・・・・。
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