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1832 年だから(老人だから)
人間にとり「水」は、生命(いのち)をつなぐ
認知症老人は喉が渇いても、水を飲むことがわからずにいる。
皮膚はカサつき、尿は紅茶色になり尿路感染を誘発させる。
水を飲むことを忘れた百代婆さんは、
38.9℃の高熱を出し眼をあけることもできずにいた。
自宅に電話をかけたら長男がでた。
「デイサービス青空の家です。朝から熱があり、いま38.9℃の熱があります。大変でもお迎えをお願いします」。
15分後に長男の車が到着した。
「ご苦労様です。大変ですが、この足で受診をお願いできたら助かります」
いまから、 孫を(保育所まで)迎えに行かなくてはならない、と
長男は他人事(人ごと)のように素っ気なく話す。
その言葉に返す言葉もなく、その場は過ぎた。
翌日の朝、自宅を訪れ熱を測ったら、体温計は37.3℃であった。
「熱があり、これから熱があがりそうな感じです。手を握ったらいつもと違い、熱いです。
いまからかかりつけ医に診てもらった方が良いと思いますが、どうします・・・・」
息子はかかりつけ医に電話をかけ、事の経過を話すと、本人は受診せずとも処方します、
という主治医の言葉が返ってきた。
70歳を超えた医主治医は、患者を診察することもなく、解熱剤、抗生物質を処方された。
聴診器もあてず顔の表情を診ることもなく、薬を出す。
「年だからいいのか」、と、主治医の言葉を思い出した。
前もって医院の受付に。電話をし百夜婆さんの症状を「先生にお伝えくださるよう」お願いしたのだが・・・・
脇腹を抑え痛がっていた、尿は濃く、臭い、38.9℃ の熱があります、と。
高熱はどこからくるのか、採血採尿の検査 もなく、
これでいいのか、と・・・・
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