老い生いの詩

老いを生きて往く。老いの行く先は哀しみであり、それは生きる物の運命である。蜉蝣の如く静に死を受け容れて行く。

1428;灯  り

2020-03-02 03:59:16 | 阿呆者
灯  り 

都会の灯りと辺境の灯り

都会では
スカイツリーや高いビルから
大都会の夜景をみると
煌びやかに映る

嗚呼 煌びやかな灯かりの群れのなかに
一千万の人が蠢き生きている
自分はちっぽけであり無名の存在でしかない
華やかに映る大都会の影でひっそりと生きる

夜間飛行機から見た東京の夜景は素敵だった


暗闇のなかに点る辺境の地の灯りは
わびしく映るもそこには温もりがある
ランプのようなやさしい灯かりを感じさせる
老いを嵩ねゆく自分はいま辺境の地に棲む


最新の画像もっと見る

コメントを投稿