上手な介護サービスの活用処方 第36話「認定調査の項目」 〔34〕
4-1 被害的(有無)
ここでいう「物を盗られたなどと被害的になる」行動とは、
実際は盗られていないものを盗られたという等、被害的な
行動のことである。
1.ない
2.ときどきある
3.ある
「物を盗られた」ということだけでなく、「食べ物に毒が
入っている」「自分の食事だけがない」等と被害的な行動
も含む。
※
認知症が進むと「財布がない」「お金がない」「通帳がない」と言って、探し回るが見つからない。
見つからないと「嫁が盗った」などと矛先が変わり被害的になる。
そのときは、「誰も盗っていないよ」と話しても、信じようとはしない。
「一緒に探してみようか」と声掛けし、一緒に探す。探していると布団の下やタンスの引き出しの中に
「財布」を発見。その場合本人に誘導するような形で「布団の下あるかどうか調べてみてくれる。私は
こっち探してみるから」。本人は布団の下に「財布があった」、と安堵の声がする。「見つかって良か
ったね」と、一件落着。
また、「知らない男が家に入ってきている」と訴えた場合、
「そんな男は家にはいないよ」と話すと、
本人は「私の話が嘘だというのか」と怒りだす場合もある。
そのようなときは
「どんな顔した男なの」とか
「警察に電話を入れて悪い男を連れて行ってもらったから大丈夫」
などと本人の話を否定せず肯定的に受け止めていくことが大切。
ある意味では認知症ケアは、役者になった気持ちで会話をしてみる。
そうは言っても家族となると、感情が入りなかなか上手くはいかない・・・・。
大事なことは、「否定しない」言葉が大切。
否定すると「私の話を嘘だと思っているのでしょう」と本人は余計に反発します。
水分不足になるとせん妄的な状態になることもある。
「蛇がいる」などと
被害的な言動が出たときには、認知症の専門医を受診することも大切です。
また市町村の地域包括支援センターや居宅介護支援事業所の介護支援専門員に相談されるとよいでしょう。
認定調査のときには、被害的な言動で苦労していること困ったことなど話されるとよいでしょう。
4-1 被害的(有無)
ここでいう「物を盗られたなどと被害的になる」行動とは、
実際は盗られていないものを盗られたという等、被害的な
行動のことである。
1.ない
2.ときどきある
3.ある
「物を盗られた」ということだけでなく、「食べ物に毒が
入っている」「自分の食事だけがない」等と被害的な行動
も含む。
※
認知症が進むと「財布がない」「お金がない」「通帳がない」と言って、探し回るが見つからない。
見つからないと「嫁が盗った」などと矛先が変わり被害的になる。
そのときは、「誰も盗っていないよ」と話しても、信じようとはしない。
「一緒に探してみようか」と声掛けし、一緒に探す。探していると布団の下やタンスの引き出しの中に
「財布」を発見。その場合本人に誘導するような形で「布団の下あるかどうか調べてみてくれる。私は
こっち探してみるから」。本人は布団の下に「財布があった」、と安堵の声がする。「見つかって良か
ったね」と、一件落着。
また、「知らない男が家に入ってきている」と訴えた場合、
「そんな男は家にはいないよ」と話すと、
本人は「私の話が嘘だというのか」と怒りだす場合もある。
そのようなときは
「どんな顔した男なの」とか
「警察に電話を入れて悪い男を連れて行ってもらったから大丈夫」
などと本人の話を否定せず肯定的に受け止めていくことが大切。
ある意味では認知症ケアは、役者になった気持ちで会話をしてみる。
そうは言っても家族となると、感情が入りなかなか上手くはいかない・・・・。
大事なことは、「否定しない」言葉が大切。
否定すると「私の話を嘘だと思っているのでしょう」と本人は余計に反発します。
水分不足になるとせん妄的な状態になることもある。
「蛇がいる」などと
被害的な言動が出たときには、認知症の専門医を受診することも大切です。
また市町村の地域包括支援センターや居宅介護支援事業所の介護支援専門員に相談されるとよいでしょう。
認定調査のときには、被害的な言動で苦労していること困ったことなど話されるとよいでしょう。
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