寒いので「僕もスッポリ被りました」
上手な介護サービスの活用処方 第55話「要介護認定調査の項目」 〔52〕
5-4 集団への不適応(有無)
ここでいう「集団への不適応」の行動とは、家族以外の他者の集まりに参加することを強く拒否
したり、適応できない等、明らかに周囲の状況に合致しない行動のことである。
1.ない
・周田への不適応が(過去に1回以上あったとしても)過去1か月間に1度も現れたことがない場合や月1回以上の頻度では
現れない場合をいう。
・意識障害、寝たきり等の利用により集団活動に参加する可能性がほとんどない場合も含まれる。
2.ときどきある
・少なくとも1か月間に1回以上、1週間に1回未満の頻度で現れる場合をいう。
3.ある
・少なくとも1週間に1回以上の頻度で現れる場合をいう。
・家族の話では、独りでいることが好きで、家族以外の人と話しをするのも好きではないとのこと
であるが、明らかに周囲の状況に合致しない行動のことではないため、「ない」を選択する。
●何を基準に、集団への適応、不適応を判断するのか。70歳、80歳、90歳・・・と長い人生を
生きてこられた老人。なかなか集団(デイサービス)に馴染めない老人もいる。認定調査の
テキストでも、不適応には該当 しないとしている(それはその通りである)。無理に集団
のなかに適応させなくてもよいが、集団のなかに入り込めるよう ケアスタッフがどう声かけや
参加したくなるような集団活動にしていくことにある
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