俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

人日

2012年01月07日 | 俳句

人日も 教師の服は トレーナー
(じんじつも きょうしのふくは とれーなー)
13712 【季語】 人日 【季節】 新年
教師に人格品格ありや。よれよれのトレーナー、スリッパで何を教えられるのか?


七草の 粥を啜って 爪を切る
(ななくさの かゆをすすって つめをきる)
13713 【季語】 七草 【季節】 新年
人日=七草=七草粥


湯豆腐や 話に深き 味を増す
(ゆどうふや はなしにふかき あじをます)
13714 【季語】 湯豆腐 【季節】 三冬


湯豆腐や 歯無しに深き 味を増す
(ゆどうふや はなしにふかき あじをます)
13715 【季語】 湯豆腐 【季節】 三冬


股関節 膝にまで来て 冬らしき
(こかんせつ ひざにまできて ふゆらしき)
13716 【季語】 冬 【季節】 三冬


寒晴や 嫁は今日も プール行き
(かんばれや よめはきょうも ぷーるいき)
13717 【季語】 寒晴 【季節】 晩冬


節電中 暖房熱き 列車あり
(せつでんちゅう だんぼうあつき れっしゃあり)
13718 【季語】 暖房 【季節】 三冬


寒晴や 狂気三分の ひとり咲き
(かんばれや きょうきさんぶの ひとりさき)
13719 【季語】 寒晴 【季節】 晩冬


枯れ野行く 我が身一つの 意地があり
(かれのゆく わがみひとつの いぢがあり)
13720 【季語】 枯れ野 【季節】 三冬


冬の酒 引き摺り持ち来 娘あり
(ふゆのさけ ひきずりもちき むすめあり)
13721 【季語】 冬の酒 【季節】 三冬


コメント
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