俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

立冬

2012年11月07日 | 俳句

立冬の 朝は閑かに 明け行けり
(りっとうの あさはしずかに あけゆけり)
15210 【季語】 立冬 【季節】 初冬


今朝の冬 雲など見えず 晴れ行けり
(けさのふゆ くもなどみえず はれゆけり)
15211 【季語】 冬 【季節】 三冬


慣れること 末恐ろしき 木の葉髪
(なれること すえおそろしき このはがみ)
15212 【季語】 木の葉髪 【季節】 初冬


風さえも 透き通り見ゆ 小春かな
(かぜさえも すきとおりみゆ こはるかな)
15213 【季語】 小春 【季節】 初冬


濃紅葉の 季節は贈れ 薄紅葉
(こもみじの きせつはおくれ うすもみじ)
15214 【季語】 薄紅葉 【季節】 晩秋


立冬と 聞けば背筋も 丸くなり
(りっとうと きけばせすじも まるくなり)
15215 【季語】 立冬 【季節】 初冬


何となく ただただ生きて 小春かな
(なんとなく ただただいきて こはるかな)
15216 【季語】 小春 【季節】 初冬


小春日や 生徒の姿 外になく
(こはるびや せいとのすがた ほかになく)
15217 【季語】 小春日 【季節】 初冬


ちと早き 忘年会や 空青し
(ちとはやき ぼうねんかいや そらあおし)
15218 【季語】 忘年会 【季節】 仲冬


世の中は 西高東低 冬気配
(よのなかは せいこうとうてい ふゆけはい)
15219 【季語】 冬 【季節】 三冬


冬ざれて ラーメン無くて ちゃんぽんに
(ふゆざれて らーめんなくて ちゃんぽんに)
15220 【季語】 冬ざれ 【季節】 三冬


河豚料理 二日前から 予約要
(ふぐりょうり ふつかまえから よやくよう)
15221 【季語】 河豚 【季節】 三冬



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