俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

冬に入る

2012年11月11日 | 俳句

椋鳥の 狂い鳴きして 冬に入る
(むくどりの くるいなきして ふゆにいる)
15233 【季語】 冬に入る 【季節】 初冬


パソコンに 我が影見つけ 冬に入る
(ぱそこんに わがかげみつけ ふゆにいる)
15234 【季語】 冬に入る 【季節】 初冬


記念日の 多き冬にある 電池の日
(きねんびの おおきふゆにある でんちのひ)
15235 【季語】 冬 【季節】 三冬


尼崎 落葉舞い散る 路地掃除
(あまがさき おちばまいちる ろじそうじ)
15236 【季語】 落葉 【季節】 三冬


尼崎 三冬枯木の 華咲けよ
(あまがさき さんとうこぼくの はなさけよ)
15237 【季語】 三冬 【季節】 三冬


立冬を 過ぎて楽しむ アイスクリン
(りっとうを すぎてたのしむ あいすくりん)
15238 【季語】 立冬 【季節】 初冬


透き通る 心の欲しく 冬に入る
(すきとおる こころのほしく ふゆにいる)
15239 【季語】 冬に入る 【季節】 初冬


星の数 あまたに増えて 冬に入る
(ほしのかず あまたにふえて ふゆにいる)
15240 【季語】 冬に入る 【季節】 初冬


山あひに 雲立ち上り 雪気配
(やまあひに くもたちあがり ゆきけはい)
15241 【季語】 雪 【季節】 晩冬
山あひ(やまあい 山間)=山と山との間。
山峡(やまかい)。さんかん。


居酒屋で 利き酒をして 酔いつぶれ
(いざかやで ききざけをして よいつぶれ)
15242 【季語】 利き酒 【季節】 晩秋


黄落の 淡き色あり 風に乗る
(こうらくの あわきいろあり かぜにのる)
15243 【季語】 黄落 【季節】 晩秋
黄落=木の葉や果実が黄色に色づいて落ちる こと。


凪わたる 湖に映りし 雪の山
(なぎわたる うみにうつりし ゆきのやま)
15244 【季語】 雪 【季節】 晩冬


文面も 中身も変わらぬ 歳暮来る
(ぶんめんも なかみもかわらぬ せいぼくる)
15245 【季語】 歳暮 【季節】 仲冬


コメント
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