約二月振りの俳句です。
判りかぬ 暑さ寒さの 夕薄暑
(わかりかぬ あつささむさの ゆうはくしょ)
17467 【季語】 薄暑 【季節】 初夏
明日は明日 今日の続きや 梅雨に入る
(あすはあす きょうのつづきや つゆにいる)
17468 【季語】 梅雨入り 【季節】 仲夏
吐く息の 荒きを知りし 日の盛り
(つくいきの あらきをしりし ひのさかり)
17469 【季語】 日の盛り 【季節】 晩夏
寝て覚めて もう昼が来て 梅雨寒し
(ねてさめて もうひるがきて つゆさむし)
17470 【季語】 梅雨寒し 【季節】 仲夏
梅雨寒し 五時に目が覚む 忍者癖
(つゆさむし ごじにめがさむ にんじゃぐせ)
17471 【季語】 梅雨寒し 【季節】 仲夏
ビール飲む ノンアルコールの 味気なさ
(びーるのむ のんあるこーるの あじきなさ)
17472 【季語】 ビール 【季節】 三夏
薫風に 堂の円窓 揺れ映る
(くんぷうに どうのえんまど ゆれうつる)
17473 【季語】 薫風 【季節】 三夏
風薫る 余生に恥じぬ 生き方を
(かぜかおる よせいにはじぬ いきかたを)
17474 【季語】 風薫る 【季節】 三夏
緑陰の ベンチで昼寝 夢の夢
(りょくいんの べんちでひるね ゆめのゆめ)
17475 【季語】 緑陰 【季節】 三夏
宰相の 口と頭の 軽き夏
(さいしょうの くちとあたまの かるきなつ)
17476 【季語】 夏 【季節】 三夏