俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

清秋

2015年10月06日 | 俳句

名月や 風雲松が 気に掛かる
(めいげつや かぜくもまつが きにかかる)
17598 【季語】 名月 【季節】 仲秋


春夏冬 商いと読む 暮の秋
(はるなつふゆ あきないとよむ くれのあき)
17599 【季語】 暮の秋 【季節】 晩秋


秋風や 姿勢正して 胸を張り
(あきかぜや しせいただして むねをはり)
17600 【季語】 秋風 【季節】 三秋


窓越しに 雲は流れて 秋の風
(まどごしに くもはながれて あきのかぜ)
17601 【季語】 秋 【季節】 三秋


壁一枚 嫁が咳する 夜半の秋
(かべいちまい よめがせきする よわのあき)
17602 【季語】 夜半の秋 【季節】 三秋


清秋を 探して歩く 明日香道
(せいしゅうを さがしてあるく あすかみち)
17603 【季語】 清秋 【季節】 三秋


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋日和

2015年10月06日 | 俳句

秋日和 退屈の虫 騒ぎだし
(あきびより たいくつのむし さわぎだし)
17593 【季語】 秋日和 【季節】 三秋


ドングリを 預かりて早 九年過ぎ
(どんぐりを あずかりてはや くねんすぎ)
17594 【季語】 団栗 【季節】 晩秋


地に落ちて 道色付くや 薄紅葉
(ちにおちて みちいろづくや うすもみじ)
17595 【季語】 薄紅葉 【季節】 仲秋


一人ぽっち 相手の欲しき 夜長かな
(ひとりぽっち あいてのほしき よながかな)
17596 【季語】 夜長 【季節】 三秋


死に頃は 何時ごろなのか 秋早し
(しにごろは なんじごろなのか あきはやし)
17597 【季語】 秋 【季節】 三秋


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする