俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

七草粥

2018年01月07日 | 俳句

えじゃないか 人生双六 耄けもの
(えじゃないか じんせいすごろく ほうけもの)
18703 【季語】 双六 【季節】 新年
耄けもの(ほうけもの。ぼけもの)=呆けもの。
耄け(ほうけ)=・・年老いて髪が抜けた様から来ている。


人日や 三連休の 中日なり
(じんじつや さんれんきゅうの なかびなり)
18704 【季語】 人日 【季節】 新年


人日や 平成なりし 今日の朝
(じんじつや へいせいなりし きょうのあさ)
18705 【季語】 人日 【季節】 新年


七種や 飢えたる昔 遠き日々
(ななくさや うえたるむかし とおきひび)
18706 【季語】 七種 【季節】 新年
七種=七草


初御空 風筋極め 鷺が飛ぶ
(はつみそら かぜすじきわめ さぎがとぶ)
18707 【季語】 初御空 【季節】 新年


七草の 品足らぬ粥 美味なれど
(ななくさの しなたらぬかゆ びみなれど)
18708 【季語】 七草粥 【季節】 新年


粥柱 餅嫌いには 苦手です
(かゆばしら もちぎらいには にがてです)
18709 【季語】 粥柱 【季節】 新年
粥柱= 小正月の粥に入れる餅。


玉砂利の 音も軽やか 春著の娘
(たまじゃりの おともかろやか はるぎのこ)
18710 【季語】 春著 【季節】 新年
春著=春着


酔うて寝る 我が習性 年の酒
(ようてねる わがしゅうせい としのさけ)
18711 【季語】 年酒 【季節】 新年


霊鳥の 欠片残りし 冬鴉
(れいちょうの かけらのこりし ふゆからす)
18712 【季語】 冬 【季節】 三冬
三足鴉を霊鳥とした文化?が韓国、日本にある。


福寿草 元日草の 別名も
(ふくじゅそう がんじつそうの べつめいも)
18713 【季語】 福寿草 【季節】 新年


成人式 街まで出かけ ボーリング
(せいじんしき まちまででかけ ぼーりんぐ)
18714 【季語】 成人式 【季節】 新年


年賀状 別途使えば 十円増し
(ねんがじょう べっとつかえば じゅうえんまし)
18715 【季語】 年賀状 【季節】 新年


温もりの 日和を求め 冬ベンチ
(ぬくもりの ひよりをもとめ ふゆべんち)
18716 【季語】 冬 【季節】 三冬


酒呑めば 早起き癖の 寒の暮
(さけのめば はやおきぐせの かんのくれ)
18717 【季語】 寒の暮 【季節】 三冬



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

1月7日 教師の品格

2018年01月07日 | 俳句暦


教師に人格品格ありや。
よれよれのトレーナー、スリッパで何を教えられるのか?


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする