俺流俳句 「いちらくいちらく」

俳句で遊ぼ。

あなたも、優しくなれます。
          
          千秀

啓蟄

2019年03月06日 | 俳句

手を拍って 鯉口開く 春の川
(てをうって こいくちひらく はるのかわ)
20202 【季語】 春 【季節】 三春


啓蟄や 土踏まずまだ 柔らかし
(けいちつや つちふまずまだ やわらかし)
20203 【季語】 啓蟄 【季節】 仲春


勿忘草 離れし人の 多かりし
(わすれなぐさ ばなれしひとの おおかりし)
20204 【季語】 勿忘草 【季節】 晩春


国策の 成せし事です 杉花粉
(こくさくの なせしことです すぎかふん)
20205 【季語】 杉花粉 【季節】 ー


とっとっと 語尾の上げ下げ 春うらら
(とっとっと ごびのあげさげ はるうらら)
20206 【季語】 春 【季節】 三春


ベランダに 残る滲み跡 シャボン玉
(べらんだに のこるにじみあと しゃぼんだま)
20207 【季語】 シャボン玉 【季節】 三春


春や春 たゆたふ波の 閑さよ
(はるやはる たゆたふなみの ひまさよ)
20208 【季語】 春 【季節】 三春


立ち飲みの 角中酒や 春の宵
(たちのみの かくうちさけや はるのよい)
20209 【季語】 春 【季節】 三春
角中酒=四角い升の角に口を付けて飲むこと。
酒屋の店頭で升酒を直接に飲むこと。


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3月6日

2019年03月06日 | 三選俳句暦

2008年3月6日
とびとびの 三寒四温 傘マーク
(とびとびの さんかんしおん かさまーく)
9195 【季語】 三寒四温 【季節】 三冬


2012年3月6日
ととととと 鶏追い自慢 博多人
(ととととと とりおいじまん はかたじん)
13921 【季語】 ー 【季節】 ー


2015年3月6日
想い出は 夢へと続く 春宴
(おもいでは ゆめへとつづく はるうたげ)
17432 【季語】 春 【季節】 三春


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