霧の朝の常念

松本ワイズメンズクラブが主催するアジア賞作文コンクールに、アジアからの留学生から36編の作品が寄せられた。
多くの力作の中で、信州大学経済学部に学ぶラオス留学生の作品が印象に残った。
作者は「日本に来て自己紹介の機会がふえた、しかし多くの場合返ってくる言葉は「ラオスってどこ」という質問でした」と冒頭で述べる。
恥ずかしいけれど私も知らなかった。
「自国のことを知られていないことにがっかりしましたが、今は知らないなら教えてあげましょうと思えるようになりました」と結んでいる。
字数制限のため短かく要約された文章を読んで、一度は訪れたい国のトップにラオスをノミネートすることにした。