自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

オオイヌノフグリを訪れた虫

2013-03-04 | 昆虫と花

3月4日(火)。曇りのち晴れ。すこし肌寒くって,すこし心地よい風が田の上を流れてゆく一日でした。昼休み,ウォーキングをしていると,オオイヌノフグリが道端のあちこちに咲いているのが目に付きました。というより,どっさり咲いているという感じでした。

これなら虫が来ているかもしれないと思いながら,花に目を向けながらゆっくり歩いていきました。

すると,しばらくして花で動くものが目に飛び込んできました。めがねをかけて確認すると,どうやら小さなハナアブの腹です。それが動いているのです。大急ぎでコンパクトカメラを準備して,撮ろうと思ったら,もうそこにはいませんでした。残念!

しばらく歩いて,また見ていくと,ハエがいるのが見えました。「これはスゴイ!」という気持ちになりました。そっと近づいて写したのが下の写真です。 オオクロバエなのでしょうか。

トリミングしてみましょう。口吻が蜜源に伸びているのがわかります。どうやらからだのあちこちに花粉が付いているようです。花と比べると,大型の昆虫です。大胆な吸蜜行動はきっと送受粉に大きいに役立っていることでしょう。 

今日見かけたのは,この二種。野に待望の春がやって来ました。