自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

カタバミの芽生えとクモと

2013-11-06 | 生物

ヤマトシジミの幼虫を観察するために,ビニルポットにカタバミを一株植えています。つい先日,ルーペを使って幼虫を探していたとき,偶然地面にカタバミの芽生えを発見しました。双葉の端に種皮が付いているので,カタバミにちがいないでしょう。

ふしぎなことが起こるものです。その根元に偶然,例の極小クモが現れたのです。それも三匹! 地表を歩いていたのですから,なにか餌を探し求めていたと思われます。

 

そのうちの一匹が登ってきて,種皮のところで静止しました。間もなくして,二匹めの個体が同じように登ってきて,今度は反対側の葉に行き,裏側でじっとしていました。三匹めは,登らずどこかに消えて行きました。 

 

その後の成り行きはわかりません。このクモがなんらかの目的で,集団行動をしていたのはまちがいなさそうです。餌探しなら,それはなにだったか,やっぱり気になります。

容易に芽生えるカタバミの生命力,そこに生きるクモの行動,ふしぎな世界です。