10月31日(木)。芽生え第二号のストロンははっきり二つに分かれました。一つは葉を広げ,光合成に徹する役に,もう一つは光合成によってつくられるデンプンの貯蔵庫役に,という具合です。
おもしろいのは,土を被せても上になんとか出ようとするストロンがあることです。よく見ると,先端付近の葉がいったん広がりかけています。たぶん,光合成役に回ろうと決めたストロンは,簡単にその決心を翻す柔軟性を持ち合わせていないのでしょう。それで,わたしはもっと土をかけておきました。
一方の芽生え第一号は,たくさんのストロンを出しています。土を被せた効果が現れたとみえ,ストロンを地中に伸ばしています。その曲がり具合が,いかにも地中を求めているという感じです。
根元A部分のストロンを見てみましょう。はっきり土に潜っていく曲がり方が観察できます。手前に写っている一枚の葉は,残っている子葉です。
Bの脇芽として出てきたストロンもまた,地中をうかがっている様子です。
この時期,期待どおりにイモができるでしょうか。