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自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ジャガイモの種子,予備的発芽実験の試み(まだ)

2013-11-07 | ジャガイモ

11月3日(日)。

芽生え第一号のこと。変化が一つ見えかけました。ストロンと脇芽が前よりずっと小豆色を帯びて,太り始めました。 Aはストロン,B~Dは脇芽です。それらが太るということは,そこに,つまり茎の先に養分が貯蔵されて塊茎になる兆候だと思われます。

 

Aでは,地表面近くのストロンがはっきり肥え始めたことがわかります。 

 

Bの脇芽は土の中に頭を突っ込んで,太り始めました。先端の色は小豆色が薄れています。どうやら地中では色はふつうのジャガイモ色になりそうです。

 

 

Cの芽は,伸びずにそのまま太り始めました。先に付いた葉,中ほどに付いた葉が印象的です。 

 

DもまたCと同じです。葉を除く塊茎の長さは6mmです。 

 

CDに似た塊茎が茎の途中に何個もできているのを,これまでに畑で見たことがあります。それは地中のイモそっくりではありませんでしたが,茎の一部が膨らんだものであることは明らかでした。それととても似ているのです。それから考えると,CDとも茎が膨らんでできた塊茎にちがいありません。茎は伸びることをやめて太る方に養分を使うのか,それともふつうの茎として伸び続けるのか,まだわかりません。

さらに,Dのもう一つ上にある葉から出た脇芽Eも,これらとよく似た姿をしています。塊茎本体はほんの1mm程度なので肉眼ではなかなか確認しにくいのですが,接写でなんとかわかります。

 

 

A~Eの塊茎がこのまま成長すると,イモが鈴生りになるかもしれません。

芽生え第二号。これも時を同じくして,ストロンの一つが地表付近でも太り始めました。