自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

イノコズチの葉と昆虫(5)

2016-11-03 | 昆虫と花

葉の少なくなったイノコズチに,特異な姿をしたカメムシがいました。目が慣れてくると,あちこちにいるのが目にとまりました。腹部の背と周辺に突起があります。触角は,三角状のものが数珠のように4つつながっています。


翅の大きさからみると,幼虫のようです。 


あとで名を調べましたが,さっぱりわかりません。成虫なら同定できるのですが。 


若齢幼虫もいました。特徴がもっと際立っています。突起も触角も,とにかくでっかい! 長い口吻を突き立てています。そう思って葉の表面を見ると,あちこちに黒っぽい斑点があります。口吻を刺して汁を吸った名残りかもしれません。 


どんな外敵から身を守ろうとしているのでしょう。カマキリやらアマガエルやら,クモやらでしょうか。堂々とした格好をしています。 

 
体長は5mm程度。よく見ないと,目に入らない大きさ。


さらに若い幼虫がいました。体色が初々しく感じられます。 

 
名前が知りたいなあ。