自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

キクと昆虫たち(7)

2016-11-05 | 昆虫と花

11月2日(水)。朝のこと。それぞれの卵を確かめていっているうちに,びっくり発見が! 新たな卵が産み付けられていたのです。色が純白なので,はっきりそれとわかります。つまり,昨日11月1日に産付されたということなのです。


さらに近寄って撮ると,色で見分けがつきます。


アブラムシがたくさんいると知った成虫たちが,こうもたくさんの卵(4個!)を産み付けたというわけです。

11月3日(木)。すでに,葉裏についている最下部の卵が孵化していました。蕾にある2つは下写真のとおりです。なぜか,卵殻表面の様子がちがったように見えます。

 
11月4日(金)。朝見ると,まだ孵化せず。同じ茎にいる幼虫がアブラムシを口にしていました。ところが,間もなく落としてしまいました。からだにまん丸い液体が2つ。アブラムシの体液と思われます。静かながら,どう猛さが窺える光景です。


11月5日(土)。早朝,注目している卵がすでに孵化し終えていました。誕生立ち合いの運から見放されたことになります。やむなく別の卵を追うことに。

 


地域ミュージアムで考える(33) 

2016-11-05 | 随想

底面に正六角形をもつ,いわゆる正六角柱の立体地球をつくるのはさほどむずかしくはありません。というのは,側面数が6なので,1面が経度60度分を表すことになるからです。60度という数字は10度で除するとちょうど6に分割できます。結果,側面の折り目がちょうど60度,120度,180度,……,というふうに60度おきの経線と重なることになります。この場合,展開図を描くのに好都合です。

したがって,時間さえあれば,だれにでも図は簡単に描いていけます。できあがった展開図は下写真のとおりです。


段ボールの立体は,底面の六角形の一辺が18cm,高さが24cmです。これも,慣れたら簡単につくることができます。 

 
これに図を写し取り,着色していきます。黒色は陸地及び輪郭がくっきりしていて,わたしとしては気に入っている色です。

 
すこしだけ回転させて見てみると……。

 
塗り終えると,あとは本初子午線,東経135度日本標準時子午線,赤道を記入します。

 
西半球を見てみましょう。


これで完成しました。