自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

アカタテハの蛹,いっぱい!(続)

2016-11-13 | アカタテハ

10月28日(金)。雨。週休日で温室の手入れ。そこに置いているアカタテハの蛹が2つ羽化していました。巣を開いて残りの蛹を確認すると,近く羽化しそうな個体が数個。それらは,殻を通して翅の色がよく見えます。

 

 

 


夜を徹してでもじっと待っていれば,羽化場面を目撃できるでしょう。誕生の瞬間は衝撃的だと思うだけで,わくわくしてきます。ただ,わたしはもう撮影した経験,それをじっと待ち続けた経験があるので,さほど執着心はありません。昼間,それも時間があればそうするでしょうけど。 

10月29日(土)。朝見ると,羽化したばかりの成虫が1頭。葉にぶら下がっていました。


口吻のウォーミングアップ中でした。


からだは毛ですっぽり覆われています。


口吻が弧を描いて伸びています。


正面から見ました。ふしぎな姿に見えます。


後日も引き続き観察を続けました。しかし,結局羽化の瞬間を見逃してばかり。今季はこれでおしまいです。来季に期待しておこうと思います。