自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ジャノメチョウの産卵(また)

2017-09-22 | 昆虫

二つ目の卵で孵化が始まりました。割れ目ができるときは目撃できませんでした。頭部で押し上げたのでしょうか,口で切り込みをいれたのでしょうか。

ゆっくりと頭部が出始めて……。

 

頭がぐうっと出かけて……。上部の卵殻をよくよく見ると,薄くなったことろ,厚いままのところがあるように見えます。

 

完全に出て,口が突き出て……。

 

続いて,純白のからだが出始めて……。

 

からだ全体を使って,出ようとして……。

 

ほぼ出終えました。ここまでで10分の誕生ドラマ。

 

卵殻に取り付いて,懸命に食べます。顎がこんなにはっきり見えます。側単眼だって。

 

生まれたばかりの幼虫は卵を食べ尽くしました。

卵の直径は1mmもありません。肉眼ではよく見えない世界の出来事です。一部始終観察できたのは,なんともハッピー!